九州四国へムーンライト乗り継ぎの旅 【1】ムーンライト山陽で九州へ ◆ |
過去の旅行記を復活させました。 この旅行記は、2004年12月28日〜29日にかけて、ムーンライトで九州と四国を旅した時の旅行記です。 2011年6月時点ですでに存在しない列車、ムーンライト山陽とムーンライト高知の懐かしい画像も紹介します。 28日は大阪からムーンライト山陽で下関に向かい、そこから九州を巡ります。 尚、この旅行記内で紹介する写真ですが、当時の旅に同行者(シロさん)が撮影された写真も許可をいただき掲載しています。 また、このページを作る上で、いろいろ鉄道情報を頂き感謝しています。 2004年12月28日(火) 大阪 → 岡山 ◆ 最寄り駅より大阪駅に向かい、ここでこの旅の同行者、シロさんと合流します。 そして0時過ぎに大阪を出発するムーンライト山陽に乗車します。 どうぞ可愛がってやってくださいね★ さて当時のムーンライト山陽の紹介をします。 ムーンライト山陽は、岡山までムーンライト松山、ムーンライト高知と併結して運転されます。 岡山ではまず、ムーンライト山陽とムーンライト松山・高知の切り離しを行います。 ムーンライト松山・高知は多度津で切り離され、松山と高知に向かいます。 車両と編成ですが、 ムーンライト山陽は下関行きで、14系シュプールが使われ、4両編成で先頭車には展望車がついています。 ←下関 EF65 - 14系指定席 - 14系指定席 - 14系指定席 - 14系指定席 京都→ ムーンライト高知は3両編成で12系と14系が使われています。 ←高知 DE10 - 12系グリーン車(3列シート) - 12系グリーン車(ごろんとシート) - 14系普通車指定席 岡山→ ムーンライト松山は3両編成で12系と14系が使われています。 ←松山 DE10 - 14計普通車指定席 - 14系普通車指定席 - 12系グリーン車指定席 岡山→ というのは、全て後でシロさんから聞かされた情報なのです【笑】 あまり詳しくなくてすみません・・・ こういうとき詳しい人がいると、すごく助かります。 今回はムーンライト山陽に乗車し、下関を目指します。 途中、有年駅で貨物列車の退避の為、長時間停車しました。 そして、岡山では切り離し作業の為、長時間停車します。 岡山停車中に、車両の撮影をしました。 EF65は岡山からムーンライト山陽だけを牽引し下関に向かいます。 ムーンライト高知のサボ。 列車名はなく「快速」の文字だけ。 ムーンライト山陽発車後に、ムーンライト高知・松山を牽引するDE10が隣のホームに待機しています。 ムーンライト山陽は分割作業後すぐに発車になる為、あまり撮影できませんでした。 ムーンライト山陽の車内に戻り、最後尾より切り離されたムーンライト高知・松山の先頭客車を撮影。 ムーンライト高知のスロフ12系。 岡山 → 下関 ◆ 下関に到着しました。 朝になり、ようやくムーンライト山陽の全体が撮影できました。 下関駅の三角屋根です。 この約2年後の2006年1月7日に駅舎が放火され、焼失してしまいました。 当時の三角屋根が映った、貴重な写真になりました。 下車し、駅周りを散策します。 マンホールのふたはフグのデザインが施されています。 下関 → 門司 ◆ 関門トンネルを越えて九州の門司にに向かいます。 ここでやってきたのが、リバイバル塗装の415系でした。 JR九州らしいデザインの特急883系が停車中です。 特急ソニックでしょうか? 門司 → 門司港 ◆ 門司から門司港に向かいます。 817系に乗車します シートのヘッドレス部が皮だったり、つり革の配置だったり、ちょっとしたところの車内のデザインがとても素敵です。 門司港は鹿児島本線の終点の駅です。 JR九州でよく見かける、大きな車止め標識が目印です。 以前に使われていた腕木信号やSLの動輪が展示してあります。 あわただしい年末に訪問しましたが、一足早く門松が設置されお正月ムードです。 でも、この門松には、南天や葉牡丹が植樹されていないので、丁度作っている途中なのでしょうか。 鉄骨や柱、木造の壁など、歴史を感じます。 駅入り口は、大正ロマンあふれるレトロなつくりに感激です! 駅舎はとても歴史を感じます。 旧看板も設置してありました。 門司港(徒歩) → 九州鉄道記念館 ◆ 門司港の駅を撮影した後、九州鉄道記念館を見学します。 ここにはかつて九州を駆け巡っていた名車が展示されています。 入り口を入ると、屋外展示のSLがお出迎えです。 59634号と、C59-1号です。 ボンネット481系です。 関西では昔、大阪駅で特急雷鳥でこのタイプの車両を見たことがあります。 キハ07です。 まったくなじみのない車両です。 こちらはED72です。 原色の581系です。 2011年現在も、カラーリングは違いますが急行きたぐにで、この車両が使われています。 また北陸方面では583系を普通列車改造した419系として走っていましたが、2011年3月で定期運用を退きました。 関東では原色で代走や臨時のときだけ顔を見せる、583系があります。 寝台車なので天井が高いです。 方向幕はなつかしの急行、月光になっています。 まぁ、私はその頃鉄道なんてまったく興味がなかったのですけれどね・・・ どこをどう間違えて、鉄道ファンなんてなってしまったのかしら・・・ 座席をベッドに転換させて展示してありました。 シートを伸ばして下段ベッドが完成します。 続いて、荷物棚を半回転させ通路側に開きます。 ベッド部分は写真の金具をはずし、軸を中心に半回転し、座席のジョイント部に固定すると中段ベッドが完成します。 上段は反転させた荷物棚を元に戻し、その上に中段ベッド同様上段ベッド部分を90度開くと上段ベッドが完成です。 詳しくはyoutubeなどに動画がアップされていますので、そちらをご覧ください。 本館に入ります。 実際に使われたヘッドマークが展示してあります。 館内はこんな感じです。 九州鉄道記念館(徒歩) → 門司港 → 小倉 ◆ 九州鉄道記念館を見学した後は、小倉に向かいます。 門司港駅前から見た景色です。 関門自動車道の関門橋が向こうに見えます。 小倉駅に到着です。 787系特急つばめが登場です。 撮影当時は、まだ九州新幹線の開通前で、この特急つばめが九州を小倉博多〜西鹿児島(現・鹿児島中央)を結んでいました。 この後に新幹線が部分開業し、つばめの名称は新幹線に譲られ、つばめリレー号として小倉博多〜新八代間を走ることになります。 また、新幹線開業後は現役を退き別路線の特急運用で余生を過ごす末路になります。 小倉駅に着きました。 駅コンコースにモノレールの駅があり、少しびっくりです。 小倉 → 田川後藤寺 → 新飯塚 → 博多 ◆ 小倉から日田彦山線、後藤寺線、筑豊本線、篠栗線を経由し博多に向かいます。 日田彦山線の田川後藤寺までの間はキハ140に乗車です。 キハ40の動力部分の改造車ですが見た目は、特にかわりません。 筑前庄内駅に停車しました。 切符は岡本商店で買うのですね。なんともローカルです。 下鴨生に到着です。 ここで列車の交換を行いました。 田川後藤寺から直通の博多行きに乗車します。 乗車した車両は817系です。 門司-門司港間でも乗車したものと同じ形式です。 乗客が少なかったので、撮影をしました。 博多に到着です。 ここから、博多南線に乗車ししばし新幹線の旅を楽しんだ後、上りのムーンライト山陽に乗車します。 |