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過去の旅行記を復活!きのくにシーサイド白浜紀行 【1】阪和篇 ◆

この旅行記は2006年の夏に、臨時列車として走っていた快速きのくにシーサイドに乗車した時のものです。
2011年現在では、すでにこの列車は存在しません。
もともとこの列車は熊野博のイベント列車として運行されたのが最初です。
その後は夏休みなどの長期休暇の観光列車として運行されていました。
2007年夏を最後に運転が取り止められて、順次廃車になりました。
ちなみに先頭車のDE10-1152ですが、スイッチャーとして宮原で現役でがんばっています。

2006年8月13日(日)

天王寺 ◆

8:22、天王寺駅阪和ホームからきのくにシーサイドは発車します。
天王寺、鳳、 和泉府中、日根野、和歌山、海南、箕島、湯浅、御坊、南部、紀伊田辺に停車します。
ホームに上がるときのくにシーサイドはまだ入線していませんでした。
先に普通や快速がホームに入ってきます。
臨時列車の為、通常のダイヤの空いた時間に押し込まれての運転です。



しばらくすると阪和ホームにきのくにシーサイドが入線してきました。
ディーゼル機関車DE10の推進運転です。

きのくにシーサイド天王寺入線



列車が停車し、まずは車両の撮影です。
先導はDE10-1152、きのくにシーサイド塗装です。



DE10は、主に貨車などの入れ替え用としてコンテナヤードで使われているディーセル機関車です。
その為、運転台が横向きに設置されていて、前後進しやすい設計になっています。





タブレットキャッチャーがついています。
閉塞区間のタブレット授受など、もはや使われることはない装備です。



続いて車内の撮影です。
まず客車に乗車すると、なんというか独特の臭いがしました。普段と違う臭いですが、やがて慣れました。
シートはすべて4人ボックス席で、真ん中にテーブルがあります。
喫煙スペースなども設けられています。




きのくにシーサイドのオープンデッキ車両。
トロッコ車両のように窓がなく、簡単な椅子とテーブルが設置されている車両です。
転落防止のため、オープン部はやや高めに作られてありました。



もう一度、車外に出て発車まで、細かい撮影をします。
きのくにシーサイドのロゴマーク、側面幕、所属区表記です。





当時の車両編成です。

←天王寺  オハフ13-27(簡易運転台付) + オハ12-228 + オハ25-57(オープンデッキ) + スハフ12-128 + DE10-1152  白浜→




窓のないオープンデッキ車両、オハ25-57(写真左)と、スハフ12-128(写真右)です。



簡易運転台の付いたオハフ13-27です。
この車両に動力はなくDE10からの動力を借り、この運転台で遠隔運転することができます。



天王寺→海南 ◆

8:22、きのくにシーサイドが発車しました。
天王寺〜堺市あたりまでは快速でぶっ飛ばす区間ですが、DE10牽引の為か、のんびり走っているように感じました。
ところで、当時は阪和線が天王寺〜杉本町手前までが高架に切り替わったばかりでした。
2011年現在は過去の線路はすべて撤去されていますが、この当時はまだ、旧線路、旧ホームが撤去されずに残っていました。




最初の停車駅、上野芝・・・ではありません。
停車はしましたが、ドア扱いのない運転停車です。
軽やかに関空紀州路快速が抜いていきまいた。
大阪在住の私にとっては普段からよく見る駅名ですが、ジョイフルとレインのカーテン越しにみると普段と違って旅らしく見えます。



鳳あたりに運転停車だと思います。
次は特急はるかが軽やかに抜いていきます。
しばらく最後尾にはりつき、景色を楽しみます。
その前に運転台とドア付近も撮影してみまいた。
ドアに窓がないのですね。




関西空港線と阪和線が分岐する日根野を越えると、景色は住宅街から一変し、のどかな田畑が続きます。
やがて大阪と和歌山を分ける和泉山系に差し掛かったころから、オープンデッキ車両に移動しました。



113系(カフェオレ色)とすれ違いました。
写真では確認できませんが、このころの113系はなぜか色がばらばらです。
阪和色、湘南色(原色)、カフェオレ色(写真の塗装)、瀬戸内色が組み込まれた車両が走っていました。
きのくにシーサイドの車窓からも、面白い編成が見れました。



指定席を空席にしていて切符を持ってない人に座られるのを防ぐ意味で、簡単な荷物を座席に置きに行きました。
丁度、検札に来られたので切符をチェックしてもらいました。



再びオープンデッキに移動し、景色を風を楽しみます。
写真は、桜の名称、山中渓駅に差し掛かる手前のカーブです。



山中渓駅を越えると和泉山系のトンネル区間になります。
走行風景の動画を撮影しました。

きのくにシーサイド走行風景+警笛


トンネルの度に鳴るDE10独特の警笛がたまりません。



和泉山系の山越えをすると、和歌山県入りです。



紀伊中ノ島駅を通過します。
この駅の歴史は古く、昔は和歌山線の乗換駅でした。
そのころの名残で、旧ホームが阪和線の下に残っており、2011年現在も改札口として使われています。
もちろん阪和線内で現存する最古の駅です。



まもなく和歌山に到着です。
引込み線には117系オーシャンカラーが待機中です。
117系といえばかつて関西の新快速として活躍した車両です。
しかし、221系→223系→225系(2011年現在)と代替わりし、新しい塗装をまとい、きのくに線や和歌山線で余生を送っています。



和歌山に停車しました。
103系や223系が天王寺、大阪方面に向けて出発待機中です。



和歌山を出発すると、阪和線からきのくに線と路線名が変わります。
関西ではアーバンネットワーク内の主な路線に愛称とラインカラーがあります。
阪和線はオレンジですが、和歌山以南は紀勢本線となります。
このうち、和歌山-新宮はきのくに線という愛称はありますが、ラインカラーがありません。
駅看板はJR西日本標準の青色です。



紀三井寺を通過しました。
紀三井寺は橋上駅舎ですが、私が知っている頃は165系「魚つり 列車」と呼ばれる新宮行きが走っており、紀三井寺駅は昔のホームでした。
(阪和区間快速運転、宮前、黒江は通過?)
駅舎のあるホームと跨線橋を渡り島式ホームがあり、真ん中ホームはほとんど使われていなかったように覚えています。
また駅出口からすぐ駅の反対側に行くことができず、かなり離れたところにある踏切まで行って戻らないといけない駅でした。
2004年に橋上駅舎工事が完了し、旧ホームの面影を残した新しい駅になりました。



海南に続く高架区間を走ります。
枕木を使わない線路、スラブ軌道を走行中の為、車輪の音に加え「シャー」という、高い嫌な音が聞こえます。



海南に停車しました。
ここでは、後から着いた特急オーシャンアロー283系を先に行かせます。
ちょっと見にくいですが、海南駅の電光掲示板には「快速きのくに」と表示されています。




ようやく海南に到着です。
後から来た列車にどんどん抜かれますが、これが観光列車・ジョイフルとレインの楽しいところでもあります。
普段見慣れた区間を、ゆっくりのんびり走るきのくにシーサイド、海南を越えると和歌山県の海側を走ります。
オープンデッキから見える景色、潮風が最高に気持ちいいです。


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