2010年夏旅、竜飛岬を目指せ! 〜 竜飛岬より北海道を望む 〜 ◆ |
蟹田を出発し今回の旅の目的地、竜飛岬を訪問します。 初めての竜飛岬を思う存分楽しんだ後は、今夜の宿泊地、新青森に向かいます。 ここでのポイントは竜飛岬、竜飛灯台と津軽今別駅です。 2010年8月12日(木) 蟹田→三厩 ◆ 蟹田からキハ40+47の三厩行きに乗車します。 ちょうどこの日は台風直前で天気が不安定で、突然の大雨や突風がありました。 そのため、途中速度を落として運転した区間もあり、三厩到着が10分ほど遅れました。 線路脇の川の増水で、区間徐行運転になります。 本来はとてもきれいな川なのでしょうが、濁流です。 走行中の列車からサボを撮影。 津軽二俣駅に到着。 海峡線の津軽今別駅がすぐ横にあります。 うまく撮影できなかったので、帰りにもう一度撮影します。 三厩駅→竜飛岬灯台 ◆ 三厩に到着しました。小さなローカル駅です。 ホームの撮影もそこそこに、竜飛岬灯台行きのバスの乗車します。 駅には駅ノートがありましたが、とても描ける時間がありません。 こういうときには自分用のイラストノートに描きました。 線路の先は作業小屋になっていて、機関車が取り回せるようになっています。 バスの車窓から海が見えてきました。竜飛岬まではあとわずか。 竜飛岬灯台→三厩駅 ◆ 三厩駅からバスに乗ること30分ほどで竜飛岬灯台に到着します。 運賃は200円、長距離を移動するバスで、たったの200円はかなり安いです。 終点の竜飛岬灯台で下車し、まずは津軽海峡冬景色の歌碑から見ます。 ボタンを押すと大音量で「津軽海峡冬景色」が流れます。 続いて階段国道を見学です。 国道339号線は、日本で唯一の階段国道です。 こんな狭い階段も、国が管理している立派な国道なのですね。 次はいよいよ竜飛岬です。 高台に向かい階段をひたすら上ります。 ようやく到着しました、ここが竜飛岬です。 眼下に広がる海は台風間近で大荒れです。 とても早い潮流で、鳴門のように渦がまいています。 漁船が一艘、渦をかすめて通っていきます。 竜飛岬沖を撮影しました。 潮流が早いので白波の立っているのがわかります。 沖合いが少し晴れると、その隙間から北海道が姿を現しました。 岩間に咲いたきれいな花が印象的です。 青函トンネル本州方基地龍飛の看板があります。 次は竜飛灯台を見学です。 光度47万カンデラ、光達距離23.5海里の大きな灯台です。 灯台から見た海の景色。 日々、海の安全を守っています。 竜飛岬見学を済ませた後は、バスで三厩駅に戻ります。 途中バスの中で、たまたま乗り合わせた旅の方と仲良くなり、この後青森駅まで一緒に旅をしました。 三厩→蟹田→青森 ◆ 三厩より再び津軽線の乗車し、蟹田で乗り換え後青森に向かいます。 津軽二股駅で、再び海峡線の津軽今別駅の撮影をします。 さてこの津軽今別駅ですが、JR北海道の駅です。 したがってJR北海道では一番南にある駅で、本州にある駅になります。 また2015年に北海道新幹線が新函館まで開通予定となっていますが、開通した際この駅は「奥津軽駅」になる予定です。 そのせいか駅舎は新しく建て変わっています。 付近の住宅事情はわかりませんが、乗降客の有無に関らず青函トンネルの本州側の基地としての駅でしょうか。 トンネル内での非常事態には、この駅が本州側の要になる事は間違いありません。 また新幹線が開業すると、津軽線が第三セクターになるかもしれません。今後の動向が楽しみです。 2015年にはなくなるであろう駅名看板です。今度は看板が上手く撮影できました。 津軽線と海峡線が併走し、蟹田に向かいます。 青森に到着しました。 駅に預けていた荷物を引き取り、バスの車内で知り合った方と夕食です。 もちろん海の幸です。 青森→新青森 ◆ バス車内で知り合った方とは、その後の再開を約束してここでお別れです。 この先はまた一人旅が始まります。さっさと青森をあとにし、隣の新青森に向かいます。 新幹線開業前の新青森駅です。 念願の竜飛岬に訪問できました。 残念だったのが台風直前の風と雨、そして視界不良で北海道がほとんど見えなかった事です。 しかし、これでもう一度訪問する理由が出来ました。 次回は晴れの日を狙って訪問し、はっきりと北海道を見たいと思います。 旅は新青森で宿泊し、翌朝は五能線を楽しみますが、ここで台風が直撃です。 |