2010年夏旅、竜飛岬を目指せ! 〜 只見線の車窓 〜 ◆ |
早戸駅を後にし、只見線を小出駅まで走り抜けます。 列車の本数が少ないので途中下車は塔寺駅しかできませんでした。 その他は列車交換のために長時間停車する駅しかありません。 ほとんどが車中で過ごすことになり、車内からは脇を流れる只見川の景色がほとんどになります。 小出からは越後川口経由で飯山線に入り、長野で宿泊します。 2010年8月14日(土) 早戸→塔寺 ◆ 早戸温泉のあと早戸駅に戻り、会津若松方面に戻ります。 途中、塔寺駅で下車します。 塔寺は因美線の那岐同様、ホームが高いところにある為、駅入口から屋根付階段があります。 貨車を改造した会津坂本を通過します。 塔寺に到着です。 木々の隙間からぽっかりと口をあけた、塔寺駅入り口。 駅前からふもとの民家まで、木々に囲まれた道が続いています。 塔寺→会津宮下→会津川口 ◆ 塔寺より小出方面の列車に乗車します。 ここから小出までは同じ列車に乗りっぱなしになります。 途中、列車の交換駅では長時間の停車があり、そのひとつが会津宮下駅です。 会津宮下では駅の外に出て、駅前の商店でパンやお菓子を買います。 このように長時間の乗車では、買える時に食料を調達しておくのが私流の旅スタイルです。 会津川口に到着です。 この駅で列車の交換を行うため長時間停車します。 会津川口はt只見川のほとりの駅で、ホームからの景色がとても美しくしばしばパンフレットやポスターになる駅でもあります。 会津川口→只見 ◆ 只見川にはいくつかのダムがあり、水の流れが穏やかです。 川面は鏡面のようになり、向こう岸の景色がさかさまに川面に映りこっみ、とても美しい景色となります。 残念ながら、この日は雨が降ったり曇ったりの天気で、しかも数日前に台風が通り過ぎた後でもあります。 水が濁りそこに夏の高い気温で蒸発した川の水が霧になり、川面に漂います。 これまでに何度か只見線を旅していますが、このような景色は初めてです。 只見に到着です。 確かこのあたりから、観光車掌と名のなれる女性が乗務され、沿線の案内をされました。 魚沼市の観光課の職員でしょうか。 只見→田子倉→小出 ◆ いよいよ只見線の旅もゴールに近くなってきました。 只見から大白川の間は長いトンネル区間で、その間に田子倉があります。 この駅はシェルターの中にある変わった駅で、冬季は休業になります。 下車することはできませんでしたが、窓越しにホームの撮影ができました。 駅の時刻表にも、冬季の運休のことが書かれています。 田子倉を通過する動画を撮影しました。 続いて、柿ノ木駅です。 普通列車でも通過する列車があります。 小出駅に到着です。 只見線の起点の駅で、上越線に乗り換えます。 ムーンライトえちごが臨時停車をする時もあり、夜中にこの駅で下車し翌朝の只見線始発まで数時間、駅寝したこともあります。 とくに駅前に何があるわけでもない田舎の分岐駅です。 観光車掌さん。 只見、小出間で、パンフレットを配り、車内案内放送をされたのは1回だけ。 もっともっとアピールすることがあるでしょうに。もう少しがんばって仕事をしてください。 旅人はおいしいもの情報や、ご当地限定ものにはすごく弱いのです。 小出→越後川口→戸狩野沢温泉→長野 ◆ 小出より上越線に乗車し3駅先の越後川口より飯山線に入ります。 越後川口では駅から少し歩いたところにスーパーマーケットがありそこで食料を買い込みました。 ちょうど日も暮れ、雨も強く降ってきました。 撮影はほとんどできません。 途中、戸狩野沢温泉で一旦下車します。 別サイトでは駅ノートがあるとと情報がありましたが、設置されていませんでした。 待合室で自分のイラストノートに絵を描いて遊んで過ごします。 後の列車で長野に向かいます。 飯山線の列車はそのまま長野駅に乗り入れるため、途中で乗り換えの必要がなく便利です。 乗車し列車は、戸狩野沢温泉から豊野まで、乗客は私一人でした。 この日は長野で宿泊となります。 翌日は、中央線から関西線経由で、大阪に帰ります。 |