2011年初詣旅 【1】薬王寺、坪尻駅を訪問 ◆ |
2011年の元旦。 旅初めは、大阪から始発列車に乗車し四国の薬王寺に初詣に行きます。 薬王寺は四国第23番のお寺で厄除のお寺で有名です。 初詣後は徳島に宿泊し、翌日は今年初の坪尻駅と、吉備津神社を訪問します。 2011年1月1日(土) 大阪→西明石→姫路→岡山 ◆ 大阪からは普通列車で西明石に向かい、西明石発姫路行きで姫路に向かいます。 姫路へは後の快速でも間に合うのですが、姫路駅で余裕を持って乗り換える為、一本早い普通列車に乗車します。 西明石で、221系と223系の混結の普通姫路行きがやってきました。 姫路駅で余裕を持って、普通岡山行き115系に乗車します。 この塗装、関西ではよく見かける塗装ですが、仲間内で通称「カフェオレ」といいます。 姫路駅では、岡山行きが来るまでの短い時間ですが、姫路駅名物の「駅そば」を食べることができます。 相生に到着。ローマ字表記の「Aioi」の「ioi」が泣き顔のように見えます。 岡山→高松 ◆ 姫路-岡山間は短い編成なので、車内は超満員です。 1時間ほどで岡山に着き、満員電車から開放されます。 山陽方面に向かうカナリア色の115系が停車しています。 快速マリンライナーに乗車し、瀬戸大橋を渡ります。 高松に到着です。 ここまで来ると、四国ならではの車両が登場します。 特急に使われるキハ185系(左)と6000系(右)。 アンパンマン塗装の特急車両2100系。 快速マリンライナーの5000系(左)と特急車両8000系(右)。 高松→日和佐→徳島 ◆ 四国の中で一番長い距離を結ぶ普通列車に乗車します。 高松から徳島を越え牟岐線の牟岐までをキハ40単機での運行です。 今回は途中、日和佐まで乗車します。 この車両、トイレが付いていませんので乗車の際は注意が必要です。 ちなみにトイレは途中の長時間停車の際、駅のトイレを使うようにアナウンスが入ります。 阿波大宮駅では透き通る青空に生える屋根瓦が印象的でした。 徳島駅では、15分ほど停車後発車しました。 発車後すぐに車両基地「徳島運転所」の横を通ります。 ここ所属の車両には「四トク」の刻印がされています。 キハ40、キハ47などが留置されています。 運良く、首都圏色(通称タラコ)のキハ47が留置されていました。 臨時駅の田井ノ浜駅を通過します。 海水浴シーズンだけ営業する臨時駅で、駅前は砂浜です。 日和佐に到着です。 青空の下のキハ40がとても綺麗です。 キハ40系と1500系が日和佐で行き違います。 初詣をします。 駅から徒歩10分ほどで薬王寺に到着です。 薬王寺へお参りするには、少し階段を上らないといけません。 お参り後はふもとにある厄除けうどんを頂きました。 再度メニューに「柚子ちらし寿司」も注文。 薬王寺には、薬王寺温泉があり500円で入浴できます。 朝から移動続きで疲れた体を癒します。 初詣、食事、温泉と楽しむと、日も暮れいい時間になりました。 徳島の宿泊先に戻ります。 途中、山手にお正月らしく「賀正」の文字が点灯しています。 2011年1月2日(日) 徳島→穴吹→阿波池田 ◆ この日は、徳島より始発の徳島線に乗車し。坪尻を目指します。 いい感じに古い誇線橋とキハ47。 朝日を浴びて出発するキハ47。 学駅に到着です。 受験シーズンには縁起のいいこの駅の入場券が発売されます。 5枚の学駅の入場券がセットになり「ご入学」という語呂合でゲンを担いでいます。 穴吹に到着です。 穴吹では10分ほど停車します。 その間に、駅前の日乃出本店で銘菓「ぶどう饅頭」を買いに走ります。 その昔、剣山を訪れる修験者のお土産として販売したのが始まりだそうで、とてもおいしい小粒の饅頭です。 阿波池田に到着です。 この駅から土讃線の坪尻を目指すのですが、1時間ほど列車がありません。 いつもはこの時間を利用して駅前の喫茶店でモーニングを楽しみのですが、正月なので駅前の商店街は閑散としています。 駅に併設されている「ちゃみせ」はオープンしてましたので、このあたりの名物祖谷そばをいただきます。 阿波池田→坪尻 ◆ 土讃線を琴平方面に戻る途中の山の中に、坪尻駅はあります。 言わずと知れた四国を代表するスイッチバックのローカル駅です。 また、車で訪問できない駅として、鉄道ファンの間では知れている駅です。 駅前は広場になっていて、左右の山に入る獣道があるだけで他には何もありません。 私もこの駅が大好きで、よく訪問しては、何もない時の流れを楽しみます。 さすがに山奥まで来ると、気温が低く、雪が残っています。 下車するととても寒かったです。 坪尻駅前です。 同行者のearlさんが作った雪だるまです。 私が駅ノートを描いている間、静かだなと思ったら、一心不乱に雪だるまを作られていました。 3段構成の雪だるまで、雪の塊からウサギの耳を削りだすという職人の技。 正月の大仕事でした。 私は1時間少しかけて、駅ノートのイラストを描かせていただきました。 絵師友達のじゅうじさんのイラストがありましたので、ツーショットを撮らせていただきました。 描かせて頂いたキャラは、じゅうじさんのキャラをお借りしました。 坪尻駅を満喫した後は琴平方面に進みます。 琴平方面に向かう列車はいったん坪尻駅に入線し、通過列車を退避後、後退し引込み線に引き上げ、本線に出て行きます。 坪尻→琴平→坂出→岡山→吉備津 ◆ 岡山より吉備線のキハ47のタラコ色に乗車し吉備津に向かいます。 吉備津に着くころには、日も傾き始めていました。 吉備津神社に参拝します。 吉備津神社へは、吉備津駅より15分ほどで着きます。 吉備津→総社→豪渓 ◆ 帰りは道に迷い住宅街をうろうろと彷徨ってしまいましたが、なんとか定刻どおり吉備津駅に戻ってきました。 この後は、吉備線を走者方面に抜け、伯備線の豪渓駅を目指します。 軽くおなかが減ったので、四国で買ったお土産、灸まんをいただきます。 113系カナリア色車両で豪渓に到着です。 駅名がかなり豪快な名前なので、どんな豪快な渓谷なのかを楽しみにしていましたが、駅からはかなり離れています。 寒いのに加えて、夜なので駅前を散策する気にもなれず、ホームと駅の撮影のみ行いました。 豪渓→岡山→長船→播州赤穂→姫路→大阪 ◆ 豪渓からの帰りは117系のカナリア色車に乗車です。 カナリア色へ塗装変更後の乗車はこれがはじめてです。 内装は東海道線新快速時代とほとんど変わりません。 播州赤穂に到着です。 後は姫路より新快速で帰阪するだけです。 earlさん、同行おつかれさまでした。 おかげさまで楽しい初詣になりました。 正月に坪尻に訪問したのはこれが初めてですが、駅ノートを見ていますと坪尻で年を越した強者もいらっしゃいました。 大晦日、正月の過ごしかたは人それぞれですね。 今回も楽しい旅でした。 |