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直前の豪雨災害、2011年東北旅行 【5】 奥羽本線と峠の力餅 ◆
2011年8月14日(日)

新青森(636M) → 浪岡(3638M) → 弘前(636M) → 大館(1646M) → 秋田 ◆

14日の朝はまさかの寝坊!
本来乗るべき新青森6:15発の632Mに5分差で乗れず、後続の列車636Mを待ちました。
朝寝坊は誰にもあることなのでさほど気にしていません。
それよりもその間にダイヤを組みなおします。
まずこの日の宿泊地にはなんとかたどり着くことが出来るので一安心です。
そして目的地ですが、天童駅下車と赤岩駅下車をあきらめ、板谷駅と峠駅で下車するダイヤに変更しました。
そして組みなおしたダイヤどおり歩を進め、最初の下車駅、浪岡駅で下車しました。




浪岡駅の駅舎は比較的新しくとてもきれいな駅でした。
田舎ですが、弘前のベットタウンといった感じの風格ある駅舎でした。




これで順調にすすもと思った矢先、ここで更なる問題が。
今回、この旅では2日目からearlと同行なのですが、そのearlが18きっぷをなくしたとの事。
なくした場所を再度探し、いろいろJRの方に手配をしてもらいます。
その間にもやっぱりちゃんと旅を楽しみます。
陣場駅に到着です。
陣場に続き、津軽湯の沢、碇ヶ関という東北の奥地を連想させる駅名が続きます。



大館に着きました。
紛失した切符ですが、結局スターと地点の新青森で見つかり、今から取りに戻るわけにも行かないので再交付していただき解決しました。
その結果、変更後の大館駅出発を更に遅らせ1928Dから1646Mに変更しました。
これで一安心です。
さて、大館駅ですが「秋田犬」の発祥の地ということで、秋田犬の銅像が駅前にあります。
可愛くカールした尻尾とがっちりとした足が秋田犬の特徴です。





大館駅の駅前は意外と静かな住宅地でそれほど栄えていません。
特に何もなかったので駅に戻りました。
忘れてはいけない秋田名物、きりたんぽもホームにあります。



大館からは車内が次第に混雑しだしたので、空気を読んで撮影を中止しました。
列車は秋田に到着です。

秋田(2442M) → 新庄(1444M) → 山形(444M) → 米沢 ◆

秋田でしばらく時間をすごした後、新庄方面に向かう列車に乗車します。
秋田から大曲までの間は秋田新幹線と併走します。
そしてこんな画像が撮影できました。



左に原色の583系、そして右奥には山形新幹線。
あと数秒違ったら、うまく横並びが取れたのですが、残念です。
注目は583系ですが、新幹線の軌道(広軌)と在来線の軌道(狭軌)の線路の違いです。

新幹線と併走する区間の駅、四ツ小屋駅と、刈和野駅です。
刈和野には大綱が展示されています。
地元の大綱引きで実際に使われたもので、この地区の伝統行事です。
また、刈和野駅には島時期ホームのため併走している新幹線側にも乗り場があり、在来線の列車が停車できます。
そのため三線軌条になっています。



三線軌条とは、こんな感じのことです。
共用となる手前のレールに対して、狭軌のレールと広軌のレールがひいてあり、3本のレールが敷設してある軌道をいいます。



神宮寺を通過します。



大曲を過ぎると再び、在来線のみの区間が新庄まで続きます。
奥羽山脈のすきまの町を結んで走るので、どうも景色が単調で、眠ってしまいました。
うとうととしている間に、新庄に到着です。
新庄といえば2日前にこの駅を、クロスするように通過しています。
今回はこの駅で下車し、おいしいラーメンを頂きます。
その前に、山形新幹線つばさを撮影でします。



いくら在来線を走るといはいえ、間近で見るとかなり大きいです。



新庄駅からすぐのところにある、急行食堂。
えきのて鉄道旅行記でもよく取り上げる名店です。
そのメニューの豊富さと味には大満足です。
今回はあさっさり「鶏もつラーメン」です。
これがまた絶品で・・・この後の旅でも注文してしまいました。



メニューにすっぽんラーメンとかあるんですが、まさか食材ではないよね?
水槽で飼ってるんだよね?
かわいいすっぽんのぽんちゃんが、この日も元気いっぱい泳いでいました。




新庄を過ぎると景色は変わります。
次第にさくらんぼ畑が目立つようになってきました。
桜の木がすっぽり収まる、背の高いビニールハウスがさくらんぼ畑です。
そして列車はさくらんぼ東根駅に到着です。




しだいに日が傾き、とてもきれいな夕陽に出会いました。



こういう状態を「たそがれ時」といいます。
漢字では「黄昏」。
「たそがれ」の語源は1メートル離れた人の顔が分からないことから「誰そ?彼」が「黄昏」になったようです。
この状態では西日に相手の顔など分からないです。



見事な夕陽に、あたり一面が黄金色に染まります。



置賜駅ではフェンスの向こうに夕陽が見え、やさしく黄金色に染めてくれます。



黄金色からオレンジへ、とてもきれいに見えます。



小さなため池に、夕陽を背に受けた木々が姿を映します。
こういう雰囲気を見ると、日暮れの哀愁が漂い、旅情が一気に高まります。



列車は米沢駅に到着しました。
 
米沢(446M) → 板谷 ◆
米沢駅では30分ほど時間がありました。
今夜の宿泊場所はここ、米沢駅ですがこの後、板谷駅と峠駅を訪問します。
その為、先にホテルにチェックインし、大きな荷物を預けました。
そして身軽な装備で、夜の板谷駅を目指します。
この頃からぽつぽつと雨が降ってきました。

板谷駅に到着です。



山形線(山形-福島間)に山形新幹線が通る前は、この付近の駅はスイッチバックの駅でした。
板谷駅もかつてスイッチバックの駅で、2011年現在も待避線の後が残されています。
列車の本数も極端に少なく、あいている時間には新幹線がかなりのスピードで通過します。



駅は豪雪から守るためにスノーシェルターの中に作られています。
まるで、工場の中にいるようです。



屋根の隙間からは雨水がもれ、生暖かい空気です。



スノーシェルターの出口に、ログハウス風の駅舎があります。
とにかく虫が多く、持ってきたアイテム「電撃殺虫機」が威力を発揮しました。



駅の照明スイッチがあります。
定期的に押さないと、突然照明が消え、真っ暗闇に包まれてしまいます。
この付近の駅、赤岩、峠でも同じような照明スイッチが設置してあります。



駅前です。
駅から歩道が左に延びていますが、それと平行してスイッチバックの名残の引込み線があります。
雨と暗闇のため、この先を追うことが出来ませんでした。



板谷(459M) → 峠(465M) → 米沢(泊) ◆

板谷で14分滞在のあと、折り返し469Mで峠駅で下車しました。
峠駅では、名物峠の力餅の売り子さんが、独特の掛け声と共にホームにいらっしゃいました。



やがて列車が去った後は、売り子さんも店に戻られ静かな峠駅に戻りました。
この駅も、板谷駅同様にスノーシェルターの中にある元スイッチバックの駅です。




新幹線が勢いよく通過します。


スイッチバックの引込み線跡がこの駅の出口になっています。
峠の力餅を売っている峠の茶屋もこの先にあります。
途中、古い看板が何枚か置いてあります。
私たちはホームで買わなかったので、峠の力餅を求めて、真っ暗な夜道を「峠の茶屋」に向かいました。




やがて峠の茶屋フに到着です。
ラッシュをたいて撮影していますが、店の明かり以外は真っ暗闇です。
この頃には雨もやみ、きれいな星空が見えました。



そして買った、峠の力餅のパッケージです。
歴史ある懐かしい感じのするパッケージです。



いつも時間の関係でこの時間になってしまうのですが、次は是非、日のあるうちに訪問したいです。
このあと、私たちは米沢に戻り、宿泊しました。


2011年8月15日(月)

米沢(1420M) → 福島(3571M) → 仙台 ◆

朝はホテルでしっかり朝食を食べ、余裕を持って出発です。
昨夜訪問した山形線をもう一度通ります。
やはり明るいと、同じ駅でも全然違って見えてきます。
まずは関根駅です。
この駅も元スイッチバックの駅でした。



こんなに山深い場所だと気がつきませんでした。



峠駅に停車しました。
屋根越しに日の光が入ってきて、日中は全体的にぼやっと明るい駅です。




スノーシェルターといども、この造りはまるで町工場のようです。
とても駅だとは思えません。



峠駅のこの独特な雰囲気がとても気に入りました。




峠駅を通り過ぎ、鉄橋を渡り、山を下り始めます。
このあたりから車窓は山岳地帯から田園地帯に変わります。




列車は福島に到着しました。
福島では11分の乗換えで仙台行きに乗車します。
ある程度満員の車内なので撮影はやめ、そのまま仙台まで進みます。
約1時間少しで仙台につきました。

2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響で、仙台を発着する列車のダイヤが変更になっています。
・仙石線はすべての列車が松島海岸駅止まり
・常磐線はダイヤがかなり間引かれてすべての列車が亘理駅止まり、特急は運休
・仙台空港鉄道は美田園駅止まり
となっていました。
仙台駅自体はそれほど被害はなく、ホームに少し段差がある程度でした。



ダイヤの乱れに関しては、旅の前から予想していたので、海沿いはやめて仙山線に乗車し再び山形方面に向かいます。
ところで、転落事故防止の看板のイラストがなんかかわいいと思いませんか?
いや、それは置いといて、仙山線E721系に乗車します。



これより愛子、面白山高原、山寺と、仙山線の観光名所を楽しみます。


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