大雪のクリスマス東北旅行'2011 【3】 犬吠埼灯台 ◆

2011年12月23日(金)

犬吠(徒歩) → 犬吠埼灯台 ◆

犬吠駅を出て、犬吠埼灯台に向かいます。
しばらく歩くと海に出ました、すっごくきれいな海です。

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少し寂れている感じがしますが、犬吠埼マリンパークやホテルがあります。



そして駅から15分弱で犬吠埼灯台に着きました。



すごく立派です!



灯台の裏には「霧笛舎」と書かれた施設があります。



正式には「犬吠埼霧信号所」。
霧信号とは、霧や吹雪で海上の視界が悪く灯台の光が届かないとき、船の霧笛のような音を発報して知らせる信号のことです。



施設がなかった頃は、こんな霧鐘を鳴らしていたようです。



霧信号を発報する、大きなラッパ。
なかなかシュールです。



どんな大きな音がなるのだろう。
映画「サイレン」を思わせるほど、迫力がありそうです。
気になる方は、「霧信号」で動画検索をかけると見つかりますよ。



この日は灯台の内部を公開していました。
灯台のてっぺんのライトのところまでいけるんのです。
でもその前に、隣の資料館で予習をしておきます。

まず、入口を入ってすぐのところにあるのが、灯台のライトの部分です。
釣鐘のような形をしているのですね。
私が思ってたのは、すっごい光線の出るライトが、パトライトのようにくるくる回ってるのかと思いました。



実はこの釣鐘型のレンズごと回っていたのでした。
中には展示用に小さい電球があるのですが、このレンズを通すと、離れれば離れるほど中の電球が大きく見える。
つまり、焦点距離が長いのですね。



続いて灯台の命ともいえる、ランプです。
どんな豪快なスポットライトかと思っていましたが、実は10センチほどの小さな電球でした。



小さな電球の割には強く発光するんでしょうが、やっぱりこのレンズのおかげで遠くまで光が届くのですね。

いろいろな発見をした上で、本題の灯台に登ります。



いつもは閉ざされている入口。



仲は地味に螺旋階段でした。
小さなリフト方のエレベーターでもあるのかと思っていました・・・
側面に見えていた小窓は明り取りだったのですね。



レンズの真下に上がる最後の階段はこんなに急です。



てっぺんに着きました!
まずは真上を。
そして真下。人があんなに小さく見える・・
ひぃ、足がすくみます。



でも見晴らしは最高です!



君ヶ浜海岸が一望できます。



灯台から見のパノラマ写真を撮ってみました。

(画像をクリックすると大きく表示されます。)





きれいな青空と、白い灯台。



真下の岩場では磯釣りを楽しんでいる方がいました。



海沿いの遊歩道ですが、東日本大地震の津波で影響で、崩壊しています。



灯台の中に戻ります。
大きなレンズ部をまわすターンテーブルがこの緑色の装置です。
怖い注意書きが・・・



灯台のレンズ部の説明。
灯台の電球、100V400Wなんですね・・・
それよりも、ちょっと見にくいので看板に書かれていることをまとめてみます。

灯質 単閃白光 毎15秒に1閃光
光度 110万カンデラ
光達距離 19.5海里(約35Km)
明弧 灯台を中心に165度から65度まで
高さ 地上から光まで約27メートル 水面上から光まで約52メートル

35キロ先から見ると、はるか遠くにポツンと光の粒程度に見えるのでしょうね。



ありまして、灯台の光源のランプです。
10センチほどの小さいものです。



レンズの部分を回すテーブルです。



灯台もゆっくりと見学したところで、犬吠埼灯台を後にします。



さようなら、犬吠埼灯台。



神秘的な犬吠の海をもう一度。



さようなら、犬吠埼。



犬吠埼灯台(徒歩) → 犬吠 → 銚子(のりかえ) → 銚子(450M) → 錦糸町 → 東京  ◆

犬吠から銚子電鉄で銚子に戻ります。



JRに乗り換え、東京駅に戻ります。



ここから旅は一変し、次に大雪の東北に向かいます!
東京発千台行きの夜行バスで、翌朝には仙台からスタートです。

2011年12月24日(土)

仙台(521M) → 小牛田(1725D) → 鳴子温泉  ◆

仙台6時発で小牛田に進み、朝焼けとともに、陸羽東線を進みます。
車両はキハ110系です。
前日の犬吠と違って、とにかく寒いです!!




1時間少しで鳴子温泉駅に到着です。
私が好きな温泉地の一つで、ホームに降りたところから、なにやら温泉らしい匂いがします。



キハ110は、陸羽東線奥の細道湯けむりラインの愛称の塗装がされています。




とにかくすっごい雪。
そしてすごく寒い。



さてしばらくお風呂に入っていなかったので、ここ鳴子温泉でお風呂タイムです!
とはいえ朝早いので、温泉施設があくまでしばらく町をぶらつくことにします。

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