2011年門司港年越し旅行 【4】 新年の四国の景色 ◆ |
2012年1月2日(月) 大元(633M) → 久々原(521M) → 児島 ◆ 2日のまだ夜も明けない早朝、5:52。 大元駅より旅3日目スタートです。 この日は、坪尻駅と小歩危駅を目指し帰阪します。 まずは早朝の大元駅です。 久々原で下車してみまいた。 下車理由はなんとなく名前が可愛かった、それだけです。 下車すると、容赦なく冷たい風が吹きつけます。 21分の滞在ですが、カメラを持つ手もかじかんできて、撮影後は早々に風除けになりそうな場所に撤退です。 簡単な屋根と待合室のベンチがあるだけの駅です。 向かいのホームの待合室です。 ベンチの前に改札機が! ICOCAカード清算用の簡易改札機です。 朝早くのマリンライナーが通過します。 この時間のマリンライナーはたった2両編成、 増結セットだけの編成です。 寒すぎて眠くなる頃、普通列車の児島行きの到着です。 この列車で上の町駅と木見駅を訪問する予定でしたが、あまりの寒さに断念。 終点の児島駅に着きました。 児島でのお楽しみは、寝台特急サンライズ瀬戸号の撮影です。 数少ない寝台列車の一つで、東京-高松を結ぶサンライズ瀬戸です。 車両は285系です。 児島(列車番号不明) → 坂出(列車番号不明) → 琴平(4243D) → 坪尻 ◆ 夜も次第に明け始めた頃、瀬戸大橋を渡ります。 木見駅と上の町駅によらなかったので、かなり早くに琴平に到着し、ここで足止めです。 正月の琴平駅です。 金刀比羅さんへの初詣客で、このあと賑わうのでしょう。 しばらく待合室で待機しましたが、あまりの寒さに落ち着きなくうろついたりして過ごします。 ようやく土讃線の阿波池田方面に向かう列車が到着です。 特急南風と並んで撮影しました。 2011年3月からキハ54から置き換わり運用開始の1000系に乗車します。 坪尻 ◆ 9:52、坪尻に到着です。 ここで2時間40分ほどたいざいします。 前年ほど雪はありませんが、うっすらと雪化粧でした。 少し手前の讃岐財田駅では雪はなかったのですが、ここまで山奥に来るとまだ残っているのです。 下車後はいつもどおり、駅ノートの確認と駅を撮影します。 太陽が照ると、次第に雪が溶け始めます。 この日、私が始めての降り客だったので、雪の上に私の足跡だけが残ります。 特急南風が通過しました。 ホームの反対側に来てみました。 何もない山奥の坪尻駅を表現するには、この角度からでしょう。 ホームに戻り、パーツのアップを撮影してみます。 屋根を支える柱はとても年季を感じます。 壊れた雨樋から雪どけ水がだばだばと漏れています。 坪尻駅だからこそ絵になる風景です。 太陽のおかげで少し気温が上がり、ホームの雪もとけました。 寒いですが穏やかな天気の坪尻駅のホームです。 阿波池田方面に向かう列車が到着です。 この駅で特急列車の退避を行いました。 坪尻駅の駅ノートです。 坪尻駅の駅ノートイラストはこれで13枚目になります。 もうだいたいの景色は描いたので、今回からは最初のほうに描いた絵の描き直しさせていただきました。 そして坪尻を後にします。 坪尻(4251D) → 阿波池田(4257D) → 小歩危(徒歩) → 大歩危温泉 ◆ 阿波池田では36分ほど待ち時間があります。 この時間にいつものように、阿波池田BT付近のショッピングセンターに行き食糧を買い込んだりして装備を整えます。 ふらっと買い物できるので、私にとっては阿波池田の接続時間は大切な時間で、すごく助かります。 阿波池田からは大歩危温泉を目指し、土讃線を更に高知方面に進みます。 そして小歩危駅に到着しました。 いつもどおりの小さな駅です。 以前は待合室の壁のパンフ入れに駅ノートがありましたが、撤去されていました。 駅を出て大歩危温泉に向かいます。 小歩危峡沿いに徒歩20分ほどで到着します。 途中、対岸に渡るための吊り橋があります。 ここから見える小歩危峡の景色は最高です! 吊り橋なので、足元はこんな感じです。 しかも結構ゆれます。 高所恐怖症の方はやめたほうがいいかもしれません。 大歩危峡、小歩危峡は日本一の激流といわれており、ゴムボートで川を下るラフティングでも有名です。 こんな激流を抜けていくスリリングはすごく楽しいでしょうね★ 奥に見えるのが大歩危温泉のサンリバー大歩危です。 500円で入浴でき、露天風呂からは大歩危峡と、それを渡るJRの鉄橋がよく見えます。 ちなみに小歩危峡はこの建物から小歩危駅側を指し、大歩危峡はこの建物から道の駅くらいまでの渓谷を指します。 小歩危峡と、さっき撮影していた吊り橋が見えます。 季節が変ると、もっと水量が増え、もっとスリリングなラフティングが楽しめそうです。 それにしてもすごくきれいな水の色です。 写真だとこのように映りますが、実際はもっと透き通った感があり、感動します。 川を見ながらの徒歩移動は全然苦になりません。 20分ほどで、大歩危温泉に到着、ゆっくりと入浴し、いい出汁がとれるんじゃないかと言うくらい長湯し旅の疲れを癒しました。 帰りは歩く気力などありませんので、バスで大歩危駅に向かいます。 このバスですが、1日に数本しかないのでダイヤに注意です!! 西宇(路線バス) → 大歩危駅(徒歩) → 大歩危 ◆ バスで阿波池田駅に到着しました。 まずは軽く駅のホームを撮影しました。 それにしても人の気配のない本当に静かな駅です。 大歩危駅犬助役・・・なんでもありですね。 待合室には以前はなかった駅ノートがありました。 今回は何も描きません。 駅前には旅人の間では有名な、個人商店の歩危マートがあります。 少しおなかが減ったので、ここでカップめんを買いお湯をもらって食しました。 いつもは仕事中の短いお昼休みにかき込むカップめんでも、駅のホームでゆっくりと味わうと、また違ったおいしさがあります。 ようやく阿波池田行きの普通列車が到着しました。 阿波池田に戻ります。 大歩危(4264D) → 阿波池田(4266D) → 琴平(1248M) → 坂出(3162M) → 岡山(1336M) → 姫路(3550M) → 大阪 ◆ 阿波池田に着きました。 ここでも30分ほどの接続待ち時間です。 駅前がなにやら明るいぞ?と気になり行ってみると・・・ いつもの駅前の公園がライトアップされています。 門司港と比べたらはるかに小さい規模ですが、なぜか小さなぬくもりがあります。 ライトアップがすごくいい時間つぶしになりました。 18:48の琴平行きから乗り継ぎ乗り継ぎで帰阪します。 大阪には23:58の定刻に到着です。 よく利用する阿波池田からの最終接続です。 さて、今回の旅ですが年末年始と山陽、北九州、山陰、四国と西日本をぐるっと一周しました。 特に今回は、岩徳線の乗りつぶし、門司港カウントダウン、特牛駅下車、三江線、そして坪尻訪問などが印象的です。 ホテルにも泊まらず、始発から終電までをフルに使ってコレだけの旅が出来たのが少し意外に思えました。 年末年始ということもあり、2012年の旅初めです。 今年もいろんなところに旅をしたい! 幸先のいい旅になりました。 |