飯田線オフ!ヤナバスキー!冬の大糸線聖地訪問 【1】 飯田線オフとヤナバスキー場 ◆ |
2012年1月7日から3日間、飯田線〜大糸線を回る2泊3日の旅をしてきました。 今回の旅には3つのテーマがあります。 1つ目は、えきのてでいつもお世話になっているB高さんと飯田線オフをする事。 2つ目は、大糸線の臨時駅ヤナバスキー場前で下車し、スキーを楽しむ事。 3つ目は、アニメ「おねがいティーチャー」「おねがいツインズ」の聖地、木崎湖畔と海ノ口駅訪問。 今回はこれらを元に、旅を楽しみます。 果たしてどうなることやら・・・ 2012年1月7日(土) 大阪(2500M) → 新大阪(702K) → 米原(3206F) → 大垣(5314F) → 豊橋(519M) → 本長篠 ◆ 最寄り駅から大阪環状線に乗車します。 まずこの日始めて乗車する列車は、B快速新大阪行きです。 そもそも種別がレアな快速列車ですが、運行ルートが通常と異なります。 通常、阪和方面から来る快速列車(関空/紀州路快速、直通快速)は 阪和線-大阪環状線-京橋・天王寺どまり です。 しかし、B快速は 阪和線-大阪環状線-梅田貨物線-京都線-新大阪どまり なのです。 梅田貨物線は特急列車と安治川口へ向かう貨物列車専用の路線ですが、この快速列車は梅田貨物線を走行します。 B快速は熊取以南各駅に止まる快速列車を指しますが、天王寺からは紀州路快速と停車駅は同じです。 大阪環状線京橋か天王寺(環状線を1周するタイプ)から発着するのが紀州路快速、阪和線天王寺か新大阪から発着するのがB快速です。 新大阪からは手順に米原乗り換え、大垣乗り換え、豊橋乗換えで飯田線に入ります。 飯田線で落ち合うことになっているB高さんは、この1本前の飯田線で大嵐駅に咲きまわり、この列車に乗り継がれます。 列車は飯田線の新城駅に着きました。 ここで列車の交換のため、少し止まります。 続いて、私のハンドルネームと同じ大海駅を通過し、次の交換駅の本長篠に到着です。 ここでも数分停車しました。 飯田線の119系。 2012年のダイヤ改正で119系は廃車になるようで、119系に変わって211系や313系と交換しました。 119系はこれが乗り収めになるかも知れません。 本長篠(519M) → 中井侍 ◆ 湯谷温泉駅あたりでは、車窓に鳳来峡がみえます。 1枚ものの岩を敷いたような川底で、板敷川と呼ばれています。 鬼の顔をした駅舎、東栄駅を通過します。 ここでサプライズ! 浦河駅で、キヤ95こと、ドクター東海と交換しました。 キヤ95ですが、ディーゼルの検測車で電化非電化問わず検査することが出来る車両です。 パンタグラフが装備されていますが、架線測定用で、クモヤ443のようなモーター駆動用ではありません。 相月駅を過ぎると飯田線名物「渡らずの橋」を渡橋します。 元々、トンネルで貫通させる予定が、トンネルの崩落の可能性があり、やむなく山を迂回する形で鉄橋を作った経緯があります。 その後トンネルは崩落し、山の中にその一部分だけ残り、眠っています。 水窪駅ではJPの方が乗車されました。 車やバイクで配達できないような場所への郵便物のお届けでしょうか。 飯田線は大切なライフラインなのです。 大嵐駅でB高さんと合流できました。 おひさしぶりのB高さん、もちろんちゃんと顔を覚えていますよ★ とりあえず一緒に中井侍駅まで、乗車しました。 中井侍 ◆ 事前のB高さんと打ち合わせ通り、中井侍駅で下車しました。 私はホームの撮影と駅ノートを、B高さんは駅から県道の入口まで歩かれます。 それぞれに違ったたび、それぞれ目的があるのも、オフの楽しいところです。 B高さんの行程は「門司港生まれのB高Diary」で紹介されていますので、こちらもお楽しみください。 駅看板の後ろにカラタチの木があります。 B高さんのアイテムのひとつ「トレッキングストック」を使って実をとってもらいました。 さすがB高さん、山への装備は完璧です! それに比べ私ときたら・・・ドレスシャツにナロータイ、黒いパンツにミニブーツ、そしてユーラシアトランク。 どうみても山を攻める格好じゃなかったです。 さて、いただいたカラタチの実の味は・・・・ もう酸っぱいのなんのって・・・・ポッカレモン丸呑みくらいの酸っぱさ。 しかも種が多かったです。 そうこうしているうちに、豊橋方面の列車が来ました。 313系です。 私のほかにこの駅で数人下車されましたが、みなさんこの折り返しの列車で引き返されました。 後に残されたのは私とB高さんだけです。 そのB高さんは、県道と三十三体観音を目指して出発されました。 ホームには結局私一人、まずは静まり返ったホームを撮影します。 このホームは太陽を背に受け、その背には断崖になっています。 その為、日中全然日が当たりません。 特に、冬の低い太陽だとなおさらです。 日陰は湧き水が凍りつくほど寒いです。 吹きさらしの簡易待合室はとても寒く、じわじわと足から冷えてきます。 とりあえず何かに集中すると寒いのはあまり感じないので、駅ノートを描き始めました。 この駅で一番心に残ったこと、それは「断崖絶壁の茶畑」ではなくて「すっぱいみかん」でした。 今回はそんなイラストをかきました。 駅ノート絵師のじゅうじさんがイラストを残されていました。 私のイラストとツーショットで撮影させていただきました。 B高さんももどられ、この後の列車で小和田駅に向かいます。 中井侍(544M) → 小和田 ◆ 続いて一駅豊橋方面に戻り、小和田駅に到着です。 この駅では、駅ノートを描くのをやめ、B高さんと一緒に付近の探検をします。 まずはホームの撮影を。 元々、交換駅でしたが1線がはがされ、使われなくなったホームだけが残されています。 小和田駅の駅舎です。 何度訪問しても変わらぬ姿です。 駅を出て廃墟の方をぶらぶら散策しました。 滞在時間は20分ほどなので、それほど遠くまでいけませんでした。 折り返し飯田方面の列車が到着し、小和田駅を後にします。 小和田(527M) → 天竜峡(251M) → 岡谷(1551M) → 松本(泊) ◆ 小和田から天竜峡・飯田方面に向かいます。 B高さんは途中の田本駅で下車されるので、その間に軽く食事を。 豊橋で売っている豊川稲荷のいなり寿司です。 30分ほどで田本に到着です。 B高さんとはここで別行程となりました。 私の鉄道の旅の中での鉄則ごとがあります。 「お見送りは見えなくなる最後まで。」 名残惜しいですが、また次の旅でお会いしましょう! そんな思いを込めて、手を振り続けました。 やっぱり誰かと別れ再び列車の中で1人になると、突然寂しくなりますね。 でも、それだけ次の楽しみも増えます。 日も暮れた頃に天竜峡に到着し、隣のホームに止まっている岡谷行きに乗り換え終点を目指します。 景色も見えない車内では、退屈しのぎにアニメを見て楽しみます。 今回の獲物は「ラブ★コン」です。 夢中で見入ってる間に列車は岡谷に着きました。 岡谷で数分の待ち合わせで松本行きと接続しています。 そして20時27分、終点の松本に到着です。 松本では、旅の同行者earlと待ち合わせしていますが、予定していたダイヤより早くついてしまいました。 駅前のショッピングモールが21時までなので、そこに駆け込み食料とお菓子を仕入れ、先にホテルにチェックインしました。 2012年1月8日(日) 松本(5325M) →ヤナバスキー場前 ◆ この日のテーマはearlとスキーを楽しむこと。 ということで、朝はホテルのバイキングでしっかりと朝食をとって9時代の大糸線に乗車します。 この時期の大糸線は、大雪の中を進みます。 壕さえ土タイを抜けてきた折り返しのE127系の前面は雪が固着しています。 信州らしい風景のひとつ、梓川を渡ります。 個人的にこの景色が新種らしくてかなりすきなのです。 稲尾駅付近から見える木崎湖です。 今夜はこの湖のほとりの旅館で宿泊する予定です。 ヤナバスキー場前(徒歩) → ヤナバスノー&グリーンパーク ◆ ヤナバスキー場前に着いたのは10時半ごろです。 冬季のスキーシーズンだけ営業する臨時駅で、今回は2度目の下車です。 今回は駅からすぐのゲレンデ、ヤナバスノー&グリーンパークでスキーを楽しみます。 その前にまず駅を撮影します。 ホームからは青木湖がよく見えます。 駅は簡易なものですが、シーズン中はゲレンデの方が切符の販売を行います。 駅前の踏切。 踏み切りの裏手の高架道路をくぐると、そこは白銀のゲレンデです。 一気にテンションが上がり、旅モードからスキーモードにチェンジです! 私とearlのスキーの腕前ですが、ド素人です。 スキー板をどうやってはくのかから始まり、見よう見まねでやさしい斜面を滑りながら、それでも数時間後にはリフトで上から滑り降りるまでに成長しました。 今回でよく分かったのはスキーは慣れですね。 初心者でも簡単に楽しめることができる遊びでした。 すべてレンタルで、スキーウェア2000円、板とかアクセサリ2000円、リフト1日券2000円の、1人計6000円でした。 ウェアやアクセサリなどをそろえるさらに安くなりますね。 5時間ほどスキーを楽しみ大満足。 駅に戻ってきて、旅再開です。 折り返し16時丁度発の信濃大町行きまでまだ少し時間があり、駅をもう一度撮影しました。 今度は駅の反対側に行ってみました。 ヤナバスキー場前(5342M) → 信濃大町(5343M) → 信濃木崎(泊) スキーでかなりエネルギーを使い、おなかが減りました。 信濃大町駅まで戻り、少し早い食事にします。 駅前の「豚のさんぽ」で黒部ダムカレーを食べる予定でしたが、営業時間外であきらめました。 その代わり、すごくおいしいソースカツのお店を見つけました。 商店街の中の昭和軒です。 信濃大町駅からは歩いて3分ほどです。 きました、ソースカツ! 見ているだけでよだれが出そうなほど、おいしそうです。 逆に「豚のさんぽ」が営業時間外でありがとうという感じです! めっちゃめちゃおいしい大盛りのソースカツ、に大満足です。 食事が終わったことにはすっかり日も暮れ、かなり気温が下がってきました。 この後、疲れた身体を引きずって信濃木崎から、木崎湖畔の旅館まで歩きます。 |