えきのて北海道13日間〜本州脱出篇〜 【5】 本州脱出急行はまなす ◆
2012年3月19日(月)

青森 ◆

少しの遅れはあったものの、無事、青森に着きました。
ここで、札幌行きの夜行急行はまなすを待ちます。
さすが北国だけあって、夜はかなり冷えます。



食事のため、駅前をうろうろします。
前回来た時よりも、ずっと駅前が綺麗に整備されていました。




蟹田行きのキハ40と、青森どまりの701系が並んで出発待ちをしています。



22:28、急行はまなすが入線してきました。





牽引はDE10-1122。
青森車両センターの所属で、このあたりでいろんな牽引を担当しているディーゼル機関車です。



到着後、すぐに機関車切り離し作業が始まります。







切り離しされました。
今回の急行はまなすの編成は、

(←青森) スハフ14-508 - オハ14-505- オハ14-503 - オハ14-512 - スハフ14-551 - オハネ24-503 - オハネ25-15 - スハネフ14-551 - ED79-10 (函館→)

毎回微妙に編成が違ったり、増結車がついたりしますが今回は8両での運転です。
函館までの最後尾スハフ14-508。



それでは恒例の車両の紹介を。
最後尾7号車、スハフ14-508。
自由席です。




続いて6号車と5号車、オハ14-505とオハ14-503。
こちらは指定席です。




指定席はドリームカー!
キハ183系から転用したグリーン車用のリクライニングシートです!
こんなに倒れます!



車両の端には見にラウンジも付いています。
利用は自由!
青函トンネルに入るまではここで、他の旅客としゃべっていました。



4号車はオハ14-512。
のびのびカーペットカーです!



ごろんと寝転がって、夜行列車の旅ができます!!



3号車は、スハフ14-551。
自由席です。



いたってシンプルなシートです。



ここから、B寝台車が3両連結されます。




2号車、オハネ24-503。



増2号車(21号車)、オハネ25-15。



最後1号車は、スハネフ14-551。



ではちょっとB寝台にお邪魔してみましょう!



2段ベッドの下。



2段ベッドの上。



上下とも結構窮屈そうですね。
しかも向かいは知らない人・・・まるで学生寮のベッドのようです。
のびのびカーペットのほうが寝台より居心地が良かったりして・・・

一旦外に出て、方向幕と機関車を撮影します。



先頭車両はED79-10。
青函トンネルを越えて函館まで牽引してくれます。




急行はまなすのヘッドマークとテールマーク。



22:42、いよいよ急行はまなすが札幌に向けて出発しました。
と、いきなり蟹田で運転停車し退避待ち・・・
何と交換したのか分からなかったのですが、後で調べるとどうもカシオペアらしい。
まぁ、気を取り直して、青函トンネルへ突入!
ラウンジに移り、お菓子とビールを楽しみながら、竜飛海底駅通過は見届けよう!
と、他の旅客と話をしていましたが、ガラスが外から曇り、結局明かりしか分かりませんでした。
席に戻り、とりあえず函館まで眠ろうとそうこうしているうちに、函館に着きました。

2012年3月20日(火)

青森(201レ) → 函館 ◆

深夜1時、列車は函館に到着しました。
深夜の函館は急行はまなすの乗客以外、人の気配は全くない静かな駅となっていました。
外の空気を吸いに、車外に出てみます。
氷点下の寒さが、体を心から冷やしていきます。



スイッチバックのこの駅で、列車は方向転換します。
ここまで最後尾だったところに新しく機関車を付け、今までひっぱってきた機関車を切り離しします。
ここまでご苦労様、ED75!





車両の先頭車に回ります。
すでに、ここから牽引する機関車DD51-1096が連結されていました。



DD51-1096前面を撮影。



函館では機関車の付け替えを行った為、23分停車します。
1:23。スイッチバックし札幌に向けて出発しました。
夜が明けるといよいよ札幌!
北海道の旅の始まりです!
期待と楽しみを胸に、車内でゆっくり休みました。


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