えきのて北海道13日間〜道東漫遊篇〜 【8】 タンチョウとの出会い ◆

2012年3月22日(金)

釧路(3728D) → 茅沼 ◆

釧路のホテルでゆっくりと休んだ後、釧路発の快速しれとこに乗車し茅沼に向かいます。
茅沼はタンチョウが間近に見れる駅で有名です!
果たしてタンチョウがいるのかどうか・・・楽しみです。

まずは釧路駅。



キハ40と、キハ54が並んで停車中。



東釧路を通過します。
ここから釧網本線のスタート、0キロポストです。



ここから先は釧路湿原の中を走行します。
冬のなので雪が積もり、湿原というより雪の平原という感じです。






線路脇の鹿が、列車に驚き逃げていきます。
このあたり、鹿がかなり多く生息しています。



乗っているキハ54の運転台横においてあったヘッドマーク。
この後、足湯めぐり号に変わるのでしょう。



釧路湿原を抜けると、茅沼駅に到着です。

茅沼 ◆

茅沼で下車しました。
1面1線の小さな駅です。





駅舎はログハウス風の駅です。




タンチョウはいるかな!?と探すと・・・いました!
雪の平原をつがいでのそのそと歩いています。
その姿があまりに美しく、しばし見とれてしまいました。




かめらのズームを最大限に活かし、30倍ズームで撮影。
この時ばかりは自分のカメラの性能に感謝しました。








よく見ると奥の方にも、もう1組のタンチョウがいました!!



駅にはこんな看板もあります。



木の影からタンチョウに接近してみます。




タンチョウもあまり人を警戒していないのか、のそのそと、線路の近くまで寄ってきました。
その姿、非常に美しい! 羽の白と黒、そして頭の赤が鮮やかです。
自然界にはこのような美しい赤が存在するのかと感動です。





線路をはさんだすぐ反対側までタンチョウがよってきました。
こんな間近でタンチョウを見れたのには感動です!



駅舎も見ておきましょう。
駅前に喫茶店?が1件あるだけで、民家も少ないです。




一通り撮影し終わりホームに戻ると、2組のタンチョウが鳴き交わしていました。



駅ノートがあったので、描かせていただきました。

駅ノートを描き、少し名残惜しいですが、列車の時間です。
すう駅釧路方面に戻り、次は釧路湿原駅で下車します。

茅沼(3727D) → 釧路湿原 ◆
 
茅沼から快速しれとこに乗車し、釧路湿原駅に向かいます。
鹿が平気で線路を横断していきます。
列車はその度、鹿笛で鹿に警告を与えます。



茅沼-塘路間の走行風景を前面から動画を撮影しました。
途中、鹿と接触するかと思われたシーンもあります。



釧路湿原 ◆

釧路湿原駅に到着です。
シーズンによっては通過する列車もある、釧路湿原の真ん中にある駅です。
駅前にはうっそうとした釧路湿原が広がります。




180度パノラマ写真を撮影しました。
(画像をクリックすると大きなパノラマ写真で表示されます)


駅舎はログハウス風の新しい駅です。
ハイキングのシーズンになると、多くのハイカーで賑うのでしょう。



駅前は小高い山を登るような道があり、それ以外は何もありません。
坂道から見下ろした駅は、まるでおもちゃの家のようです。





駅舎の中です。
ログハウス風の駅舎の中には丸テーブルが置かれ、ロッジのカウンターのようです。
テーブルの上には駅ノートが置かれていました。
時間がなかったので描けませんでした。



しばらくして、網走方面に向かう列車、「摩周&川湯温泉足湯めぐり号」が到着しました。



釧路湿原(4736D) → 摩周 ◆

摩周&川湯温泉足湯めぐり号に乗車し、その列車名どおり、摩周と川湯温泉の足湯めがけて進みます。
ここから列車の前面に張り付き走行風景を撮影しました。
摩周まで一駅ずつ撮影しました。
まず、釧路湿原駅の次の駅、細岡駅に到着です。



塘路-茅沼間の走行風景を前面から撮影しました。
途中、鹿が線路を渡ったり、タンチョウが線路をふさいだりと、その都度列車が停車します。



車掌車ヨ5000改造の小さな駅舎のある五十石駅に到着しました。
「ごじっこく」とと読みますが難読です・・・。



地平線のかなたまでまっすぐに伸びた線路。
都会ではそうそうない風景です。
その先、列車は標茶駅に着きました。
かつてはここから標津線が分岐していましたが、もう今は昔の話です。



摩周&川湯温泉足湯めぐり号は、次の停車駅、磯分内駅に到着です。
小さいながらもちゃんと駅舎がありました。



摩周のひとつ手前の駅、南弟子屈駅に付きました。
この駅も難読ですねぇ・・・「みなみでしくつ」って読みそうですが、「みなみてしかが」が正解です。
五十石駅同様、車掌車ヨ5000改造の駅舎です。




このあたりの景色とても綺麗です。
緑色の全くない、白銀の世界ですね。




池でしょうか、スケート場のように凍っているようにも見えます。



牧場に馬がいました。
こんな寒い時期ですが、元気です!



この後、摩周&川湯温泉足湯めぐり号は最初の足湯駅、摩周に到着します。
列車目の由来どおり足湯を楽しみ、網走・北見方面に進みます。


鉄道旅行記トップに戻る 前に戻る 次へ進む