えきのて北海道13日間〜道北滞在篇〜 【12】 手塩川温泉と糠南駅 ◆

2012年3月25日(日)

稚内(4326D) → 音威子府(4328D) → 手塩川温泉 ◆

朝6時、宿泊先を出発します。
この日は一日、宗谷本線を旅します。
旅館を出てしばらく歩くと、海沿いに出ました。



早朝の漁港。



朝日を浴び停泊している漁船。



稚内駅に着くと、すでに乗車する列車が停車していました。



前夜に撮影し損ねた、日本最北端の駅の標。



さて、6:24発の列車に乗車しこの日の最初の目的地、手塩川温泉駅を目指します。
途中、抜海駅付近で利尻富士を見ることができました。
かさ雲がかかっている、少し珍しい光景を見ることができました。




音威子府に到着しました。
この駅では1時間13分列車が停車します。
音威子府はかつて天北線が分岐していた駅です。





その頃から使われていた古い跨線橋。



寒いので音威子府駅の駅舎の中に入ります。
駅は有人で駅舎の中は暖かく、カーペット敷きの小上がりまであります。



そしてこれ!
音威子府名物の駅そば!!
到着したのが8:40ということもあり、まだ開店前でした。



9:30開店ということで、それまで駅舎の外を撮影します。
再び、寒い・・・




音威子府駅。
音威子府村の中心の駅で、すべての特急列車が停車するだけあり立派な駅です。



やっぱり寒い!
耐え切れなくなり、駅舎の中に戻りました。
駅舎の片隅には、天北線の展示コーナーがありました。
もう廃線になっていますが、この駅始発で浜頓別経由で南稚内に抜ける路線でした。



駅ノートもあり・・・
うわっ、かかか、描けねぇよ・・・・
人がいたりすると、あまりにも恥ずかしくてかけないチキンの大海あすかでした・・・【汗】



そうこうしているうちに、9:30。
駅そばが開店しました!
本日の朝ごはんは、鉄道ファンなら一度は食してみたい(?)音威子府の駅そば!
贅沢におにぎりもつけました!!




手塩川温泉 ◆

温泉駅なので、結構大きいのかなと期待していましたが、まさかの小さな無人駅・・・
しかも普通列車でも通過する列車が設定されていたりと、せっかくの温泉駅がこの有様・・・
下車し、列車を見送りました。




駅は板切れホームに、少しだけ立派な待合室のある簡素なもの。




寒いので待合室に逃げ込みました・・・
おぉぉ!!
無人なのにストーブが稼動している!!
ありがたい、ありがたい!!
地元の方に感謝です!
首に巻いているマフラーを取り、上着を脱ぎ、ラフな格好で備え付けの駅ノートを楽しみました。



駅ノートを描かせていただきました。
大御所、北海道駅めぐりの達人アカネ^^さん、つるみさん、駅ノート絵師木葉きろはさんが来られていました。
今回はそんな皆様に敬意を表し、皆様のイラストを一部をお借りしました。
アカネ^^さんとつるみさんからはキャラをお借りし、木葉きろはさんからは構図をお借りしました!
今回は自信もって、完全にパクリ作品というわけです【汗】
後でお叱りが来ないかドキドキでした・・・




十分に温まった後、手塩川温泉に向かいます。
楽しみにしていた温泉です!!



駅前には踏切があるだけで、民家はありません。

(画像をクリックすると大きく表示されます。)


駅を出て案内板に沿って進みますが。。。
ほんとこんなところに温泉があるのか????
これまで何度か温泉があると聞いて下車し、結局見当たらなかったというオチを何度も経験している私。
「もう閉鎖されました」とかじゃないだろうな・・・



しばらく行くと橋を渡ります。
あっ、なんかこの橋、赤い色でほっとするぅ。
と感じたのですが、こういう真っ白な雪の中を歩いていると鮮やかな色がすごくほっとするのです。




ありました!
手塩川温泉!!



この温泉施設、400円と安い値段で入浴できる、小さなスーパー銭湯のような感じです。
温かいお風呂に旅の疲れと、寒さが一気に吹き飛びます!
ほんと、気に入りました!
手塩川温泉の次は糠南に向かいます。

手塩川温泉(4329D) → 糠南 ◆

天塩川温泉駅から1時間20分で糠南駅に到着しました。
この糠南駅も私が下車したかった駅のひとつです。
下車し列車を見送ります。



駅は板切れホームに簡素な待合室はあるだけ。
しかも待合室は、物置に窓をつけただけの小さなもの。
これがこの駅の魅力なのです。



イナバ物置・・・いや待合室です。





1日5本・・・少ない・・・
それもそのはず、この駅の周りに全く人の気配がありませんからね。



待合室の中。
人一人でいっぱいです。



駅ノートを描かせていただきました。
この駅舎の中で一夜を過ごしたという書き込みもありました。
すごい・・・つわものだ・・・


16:15、糠南を脱出します。
寒いしWCも我慢してて、えらい事になってます・・・

糠南(4334D) → 天塩中川(4335D) → 南稚内 ◆

糠南に停車する列車のうち、稚内方面に行く普通列車はありません。
そのため一旦、旭川方面の列車に乗り天塩中川に戻ります。
天塩中川から折り返し稚内方面に向かう列車(糠南通過)に乗車し稚内方面に向かいます。
天塩中川に着きました。
21分ほど時間がありますので、駅でも撮影しましょう。





中川町の中心の駅で特急列車も停車します。
待合室も暖房も設置されている駅で、なんとなくほっとします。




駅ノートも設置されていますが、20分そこらで描くのは無理無理・・・
ちょろっとコメントだけ。



17:03発の列車で南稚内に向かいます。
昨夜泊まった同じホテルに戻るのですが、稚内と南稚内との中間にあるため、今夜は南稚内からアプローチします。



乗車してきた列車を見送り、駅の撮影をします。
調べるとこの駅、昔の稚内駅だったことが分かりました。
また廃止になった天北線の接続駅でもあり、道理で駅員配置の大きな駅な訳です。





南稚内には18:45到着しました。
駅からホテルに向かう途中、コンビニで夕食を買い込みホテルに戻りました。
明日は宗谷本線とさよならです。
いよいよ旅も終盤戦さしかかってきました。


鉄道旅行記トップに戻る 前に戻る 次へ進む