夏の坪尻・大歩危弾丸ツアー 【2】 大歩危突撃 ◆ |
坪尻 → 阿波池田 → 大歩危 ◆ 坪尻を後にした私は、阿波池田で下車します。 いつもは普通列車を使って大歩危、高知方面に進むのですが、今回はちょと贅沢に特急を使います。 そのため阿波池田での滞在時間が短く、ホームの撮影をしている間に、特急が入線してきました。 昔から使われているホームの水飲み台。 さすがにもう水は出ませんが、私の旅行かばんとともに撮影してみました。 セピアにするとなんとなくレトロな感じでしょう??? って、ならないか・・・ 阿波池田から一区間、大歩危まで特急に乗車します。 四国の特急料金は短い距離だとかなりお得。 それを利用して、乗車券込みで1000円以内で大歩危まで着きました。 時間をお金で買った感じですね。 途中、小歩危駅を通過しました。 このあたりの車窓からは小歩危峡がきれいに見えます 大歩危 ◆ 大歩危駅に到着です。 阿波池田より乗ってきた特急南風に別れを告げ、意外と静かな大歩危駅に降り立ちました。 山間にある小さな無人駅で、この駅に特急が停車するのは、大歩危渓谷の最寄り駅だからでしょう。 それ以外は駅近辺には何もありません。 大歩危温泉や祖谷のかずら橋の最寄り駅でもあり、といっても車で少しかかりますが。。。 ホームにはかずら橋の案内看板と、ちいさなかずら橋が設置してあります。 大歩危駅は単式と島式の複合ホームで、上下線の交換や追い越しが可能な駅です。 大歩危駅には構内に遊歩道があり、祖谷川の流れを見下ろすことができます。 涼めるかと思いましたが、西陽が刺すように照り付け、川の湿った空気がムッとします。 でも時折吹く涼しい風が、少し癒してくれました。 無人駅の小さな駅舎は、ご当地に伝わる妖怪をあしらったデザインになっています。 ど根性もみじだとか、猫が助役だとか、B級スポット的なにおいもするけど楽しい駅です。 大歩危駅駅前はいきなりの坂道!! この坂の途中に、唯一のミニスーパー、歩危マートがあります。 ここでの名物は「ぼけあげ」。 通常の油揚げの5倍ほどの大きい油揚げで、とてもおいしいのです。 とにかく暑いので、涼しげな川のマイナスイオンをたっぷり浴びて、リフレッシュ! とおもっていましたが、現実は甘くなかった。 風がほとんどなく、茹だる様な暑さ。 涼しげな窓際でゆっくり駅ノートでも描こうという理想とは裏腹に、首からタオルをさげ滴り落ちる汗を拭き拭き駅ノートを描かせていただきました。 大歩危 → 阿波池田 → 琴平 → 坂出 → 岡山 → 姫路 → 大阪 ◆ 大歩危駅を後にし岐路につきます。 来るとき撮影した塩入駅付近のひまわり畑。 夜なのでシャッター速度が遅く、完全に流れてしまいましたが、これでもすっごくきれいです。 さらにうんと途中を省略して、姫路まで戻ってきました。 たびのしめくくりはコレ! 姫路駅構内の、天ぷらえきそば。 あぁ、おなかいっぱいで大満足! 大阪からだと坪尻+αの日帰りができるのでうれしいです。 大歩危によらないとすると、坪尻のロング滞在も可能に・・・ どれだけ坪尻好きなんだと思われますが、この駅ほど現実と切り離されたような感じがする駅はありません。 次は秋に行きたいなぁ。 |