えきのて出動!四国徳島の旅 〜 牟岐線を楽しむ 〜 ◆

今回の旅は、当サイト「えきのて」をオープンしてから初めての旅という事で、こんなタイトルをつけました。
そんな記念すべき旅ですが、大阪からだと程近い四国、特に徳島県を中心に旅をします。
今回の旅の目的は、甲浦駅、坪尻駅、土佐北川駅、新改駅を訪問することと、それぞれ各地の銘菓を楽しむこと!
で4は行ってきます!

2010年7月24日(土)

大阪 → 西明石 → 姫路 ◆

朝一ですが、朝食代わりに姫路駅名物駅そばを楽しみます。
私にとっては少し量が多いか、350円でおなかいっぱいです。



姫路 → 岡山 → 高松 ◆

瀬戸大橋を渡り四国にイン!
眼下には瀬戸内の島々がとてもきれいに見えます。




瀬戸大橋を渡り終え、最初に目に飛び込んでくるのは讃岐富士です。
この富士山のようなぽっこりした独特の山を見ると、四国ムードが一気に高まります。



高松に着きました。岡山より乗車したマリンライナーと、特急いしづちに使われる8000系の貫通型が顔をそろえます。
マリンライナーはこの時期、ちょっと変わったヘッドマークを揚げています。



高松 → 牟岐 ◆

高松発牟岐行きの長距離旅客列車に乗車します。
キハ40の1両だけの列車ですが、困りごとが一つ、それはお手洗い。
この列車、コレだけの距離を走るのに、お手洗いがないのです。
5分以上停車する駅が数駅あるので、その隙にさっとお手洗いを済ませましょう。

高松から乗車すると、山岳地帯を越え徳島に入ります。
池谷付近ではレンコン畑の中を走ります。





池谷停車中、長時間停車でお手洗いと、ついでに写真を撮っておきます。
普段見慣れないレンコン畑に感動です。



徳島では15分停車しました。
その隙に事前にネットの友達から情報をいただきました「阿波名物 滝の焼き餅」を買いに走ります。
15分で改札を出て駅の地下街で「滝の焼餅」を入手、車内の戻って早速食べました。
これ、すごく美味しかったです!
古くは徳島城築城の祝いに献上したお菓子だそうです。
表面が焼いてあるのですごく香ばしい、おいしいお菓子でした。



途中、田井ノ浜と通過します。
この駅は夏の海水浴シーズンだけ開業する駅、駅前はビーチになっています。

牟岐駅に到着です。長距離お疲れ様でした。



牟岐 → 牟岐駅前 → 鯖瀬(バス) → 鯖瀬(JR) ◆

この駅でバスに乗り換えます。
理由は、先に鯖瀬駅まで先回りして稼いだ時間で銘菓「さばせ大福」を買う為です。
列車では一駅なのですが、バスだと少し長い時間のような感じがしました。
乗客は私一人だけです。



「さばせ大福」では大福だけでなく店内でうどんなどの食事メニューもあります。
今回は大福餅を食べることに夢中で、肝心の写真を撮るのを忘れていました。
興味ある方はWEBで検索してくださいね。

さて、その「さばせ大福」の裏はきれいな海岸です。
ここに座って大福を食べるのもまたいいものです。



鯖瀬駅です。
トンネルの手前にある小さな駅です。
昔この駅に駅ノートを設置したことがあるのですが、すぐに撤去されてしまいました【泣】



鯖瀬 → 海部 → 甲浦 ◆

鯖瀬駅で列車を待っていると、やってきたのが特急剣山のキハ185系。
牟岐-海部間は特急を普通列車として運転されています。
鯖瀬から海部までの短い距離ですがリクライニングを倒して、キャッキャいいいながら思いっきりくつろぎました。





海部では、阿佐海岸鉄道に乗り換えます。
もちろん、18きっぷは使えないので、普通に切符を買います。
さて、阿佐海岸鉄道ですがこの時期、「ふうりん列車」が走ります。
今回も運良く乗車することができました。
車内には風鈴がたくさん吊ってあり、列車が揺れると涼しげな音が聞こえます。

「チリーン、チリリ〜〜〜〜ン・・・」



風鈴の音に揺られながら、程なく列車は甲浦に到着です。





駅ノートが設置してあるので、描かせていただきました。
調子に乗って駅舎の描き込みをしていたら、時間がなくなって本文がかけないという始末。
イラストだけでもまぁいいでしょう★



甲浦 → 宍喰 → 徳島(泊) ◆

宍喰で下車します。
この駅での目的は海辺の温泉宍喰温泉につかることです。
宍喰で下車し海岸を目指します。
徒歩10分ほどです。



やわらかい砂の海岸ですこしだけ水遊びをします。
これだけ広い海岸ですが、海水浴の客が少ないのが驚きです。




訪問記念と「えきのて」オープン記念に砂文字を書いてみました。



道の駅とホテルが一体となった宍喰温泉。
入浴両は600円で大浴場、ひのき風呂、スチームサウナなどお風呂が楽しめます。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉です。
少し泉質のお話をすると、このナトリウム-炭酸水素塩泉ですが、もともとの名前を重曹泉といいます。
重曹(炭酸水素ナトリウム)は水に溶かすとアルカリ性になります。
アルカリ性の温泉はぬるぬるした感触で、角質を軟化させお肌がすべすべになります
また水温が高いほどぬるぬる感が増します。
この温泉は40度でぬるぬる感が丁度よい感じでした。

宍喰温泉 ホテルリビエラししくい。



温泉をあがったころは日も落ちて海岸にきれいな月が出ていました。
朝日がきれいな海岸ですが、同時に月もきれいに見える海岸でもあります。


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