秋の因美線散策 【1】 津山線、美作滝尾篇 ◆ |
2012年10月12日(金) 2012年10月、秋真っ只中! JR西日本一日乗り放題きっぷを使って、因美線を旅します。 今回の旅はあむさんと同行で、因美線の秋を楽しむのはもちろん、パースの練習をするのが目的です。 パースというのは透視法・遠近法という意味で、私が駅ノートに描いたイラストのような風景の描き方のことです。 私自身、別に専攻して美術を習ったわけでもなく、小学校・中学校の頃の図工の時間の経験しかありません。 それほど意識していないのですが、絵においては結構重要な事のようです。 まぁ、私程度の知識でよろしければ喜んでお教えしますよ、ということで今回、同行していただきました。 やっぱり机上より、現地の自然の中、お絵かきを楽しんでいただこうというわけです!! 果たしてうまくいくのやら・・・ では旅に出ましょう! 大阪(101C) → 西明石(945M) → 姫路(1307M) → 岡山(3934D) → 津山 ◆ 朝一、大阪を出発し通勤客にまみれながら岡山に着きました。 岡山ではタラコ色のキハ40が、これからの津山線のローカルムードを高めてくれます。 岡山から快速ことぶき号に乗車し、福渡駅に着きました。 津山線は単線なのでここで、列車の交換を行います。 福渡駅のある建部(たけべ)町には八幡温泉という掛け流しの温泉があります。 続いて次の交換駅、亀甲駅に着きました。 亀甲ということで、びっくりするくらいの亀の駅です! ドドーン! 駅舎が亀!! 本物の亀も飼われています!! 駅では亀のグッズが売られています。 駅舎が亀の甲羅になっているのです。 頭の部分、前に来たときはこんなカラフルじゃなかったぞ!? 調べてみると、改修されて今の色に塗りなおされたようです。 岡山駅から1時間19分。 10:50、津山駅に着きました!! ここは、岡山県の内陸部の交通の要で、津山線、因美線、姫新線がぶつかる駅です。 駅前は少し寂しいですが、その割に人も多く活気のある津山市の中心の駅です。 津山駅では45分、時間があります。 駅前のアレを食べましょう! 津山名物B級グルメ、ホルモンうどん! かめばかむほど旨味が口いっぱいに、じゅわ〜〜〜〜と広がる、濃厚な焼きうどん!! B級ご当地グルメを競うB-1グランプリでは、第6回姫路大会において準優勝の記録を持ちます! これは確かにおいしい!! おなかもいっぱいになったところで、因美線に突入です! 津山(678D) → 美作滝尾 ◆ 津山駅、11:35の智頭行きに乗車します。 ここから車両は、JR西日本が誇るレールバス、キハ120系になります。 この車両、大糸線(南小谷〜糸魚川)でキハ52が引退した後に走っているのと同系の車両です。 見るからにレールバスという、可愛い車両です。 混雑時には2両で走ることもあります。 津山駅から18分で美作滝尾駅に到着します。 ここが最初の目的地です。 男はつらいよのロケ地としても有名なこの駅は、古くからの木造駅舎を今に残しています。 秋らしく、綺麗にコスモスが咲いています。 とても静かな駅です。 駅から里山の田畑を見ることができ、心安らぎます。 向かいの畑作業の男性にお願いして、畑に入らせていただきました。 そこから駅舎を撮影。 駅の外に出てみます。 まるで鉄道模型のような、見事の木造駅舎!! これぞローカル駅!! 昔、貨物を取り扱っていた時に使われていた貨物ホームが駅の隅にポツリ残されています。 今は自転車置き場として、余生を送っています。 改札口は木製のラッチ。 そして出札のときに使われていた備品が今も残されています。 ここで2時間19分も時間があります。 備え付けの駅ノートをゆっくりと描かせていただきます。 同行のあむさんにも分かりやすく描き方を説明し、一番簡単で、それほど時間のかからない一点透視法で描いてみます。 |