えきのて北海道13日間〜道東漫遊篇〜 【9】 足湯と流氷 ◆

摩周(8736D) → 川湯温泉 ◆

摩周&川湯温泉足湯めぐり号は最初の足湯駅、摩周に到着しました。
弟子屈町の中心の駅で、弟子屈駅より改名され摩周駅になったという経緯があります。
駅前は小さい町の駅という感じですが、小さな商店が立ち並び、摩周湖までバス路線があり交通の要となっています。





列車名どおり、この列車はで21分停車し、その間に駅前の足湯を楽しむことができます。




温泉成分表がありますが、ところどころはげてて読めない。。。



摩周温泉、源泉賭け流しのお湯です。



あっという間の停車時間でしたが足湯で癒された後は、再び摩周&川湯温泉足湯めぐり号で、次は川湯温泉駅を目指します。
列車は摩周と川湯温泉の間の駅、美留和に着きました。
車掌車ヨ5000改造の待合室は、地元の小学校の児童によってカラフルに塗られています。



川湯温泉駅が見えてきました。



川湯温泉 ◆

摩周&川湯温泉足湯めぐり号は、川湯温泉に到着しました。



木彫りの熊がお出迎え。



駅舎は、ログハウス風でどっしりとした木造の駅です。
いいですね、この感じ。




摩周&川湯温泉足湯めぐり号の案内板がありました。
この駅で2度目の足湯タイム!
18分の停車のうちに、駅併設の足湯を楽しみます。



わし湯?いや、よく見ると、あし湯。
温泉独特のにおいが立ち込めています。
残念ながら効能表は見当たりませんでした。



こちらは駅待合室内にあるレストラン。
摩周&川湯温泉足湯めぐり号の案内板によると、おいしいソフトクリームがあるとか。



川湯温泉駅舎を撮影。
これは立派だ!
赤い屋根のなんとなくメルヘンチックな駅舎ですね。




駅前の川湯温泉付近の案内看板。
川湯温泉駅は摩周湖、屈斜路湖共に近い駅なんですね。
駅から少し離れたところに川湯温泉街もあるようです。



18分の足湯タイムも終了し列車に戻ります。
乗車している列車のサボと車番。
サボとは、サイドボードの略で、列車の側面に取り付ける行き先が書いてある看板のことです。



川湯温泉(8736D) → 緑(4738D) → 網走 ◆

列車は川湯温泉を出発し、白樺の林を抜け網走を目指します。
途中、緑駅に停車。
この駅で折り返す列車も設定されているので、大きな液化と思っていましたが、小さな無人駅でした。
この列車も緑駅にて交換を行いました。



時刻は16時ごろ、傾き始めた夕陽が雪の大地に反射し、まるで氷の平原のように見えます。



札弦駅に到着です。
「さっつる」なんて北海道ならではの地名ですね。
北海道の駅の読み方のほとんどはアイヌ語からきているようです。
「さっつる」ももともとアイヌ語を日本語の漢字に変換したものなのでしょう。


列車は知床斜里を通り過ぎオホーツク海の見える海側を走行します。
おぉぉ!流氷だ!!
こんなんテレビでしか見たことないよ、すごいなぁ。





氷の上に、ペンギンとかアザラシとか白くまが乗っているんじゃないかなとか探してしまいました・・・



止別駅に到着。
「やむべつ」と読みます。
この駅は、駅舎にラーメン喫茶えきばしゃが営業しています。
今度はここで下車して、ちょっとラーメンを頂きたいですね。



北浜駅に到着。
この駅は、駅舎に喫茶店停車場が営業しています。
そしてホームにはオホーツク海を望む展望台が設置されています。
流氷の時期など、この展望台から壮大な流氷のオホーツクを望みたいものです。




藻琴駅の到着。
この駅は、駅舎に喫茶店軽食&喫茶トロッコが営業しています。
止別、北浜、藻琴はそれぞれ同じように、使われなくなった駅事務所を改装して飲食店して営業いるのです。



網走(4680D) → 北見 ◆

終点の網走駅に到着しました。
網走というと刑務所というなんか暗いイメージですが、北海道を代表する大きな町のひとつです。

ここまで 乗車してきた、キハ54。



この先、北見まで乗車するキハ40が停車中。




特急オホーツクのキハ183系が札幌に向けて待機しています。
この特急、角ばった独特の顔ですね。
前後で顔の形が違うのも特徴のひとつです。



発車まで時間があるので、駅前に出てみます。
網走はかなり寒い・・・極寒の地ですね。



駅前はルートインや東横インなど有名ビジネスホテルがあります。
民家や商業施設など人の活気もあり、大きな町です。




寒いのでもう撮影無理・・・
駅舎の中に避難しました。
駅舎の中には、網走刑務所で作られた工芸品が展示してあります。
このガラス製品、すごくいい!!
砂を吹き付けてガラスに絵を付けるサンドブラストって技法でしたっけ?
お見事です。



ホームに戻り、北見方面遠軽行きの列車に乗車し、車内で出発を待つことにしました。



網走から北見までは1時間少しで到着します。
網走を出発したころから日も暮れだし、次第に窓の外の景色が分からなくなり写真撮影もできません。
聞いたこともないような駅名の駅を通過し、列車は北見駅に到着しました。



ここまで乗車してきたキハ40系。



北見駅改札。



北見駅の駅前は綺麗にライトアップされていました。
3月ですが、まるで12月のクリスマスを思わせるイルミネーションです。






この後、北見駅から程近いビジネスホテルでゆっくり休みました。
大阪を出発しここ北見までの直線距離は約1245キロ。
かなり遠くまで来たものだ。
この先はいよいよ道北は稚内に向けて旅を続けます。
どんな出会いがあるのやら楽しみです。


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