2012年3月24日(土)
永山(1361D) → 比布 ◆
朝6:19の列車に乗るべく、5時に起きました。
が、ふとした瞬間に時計は6時。
うわぁぁ、眠ってしまった・・・後19分で列車が出る!!
永山駅まで歩いて30分弱かかるので、当然間に合わず、あきらめてとりあえず、なか卯に入って朝ごはん。
この日は、前日に石北本線内で出会ったNODAさんと同行予定だったのですが、ほんと申し訳けない事になってしまいました。
この寝坊で私の予定も大きく狂い、当初は南美深駅と北星駅を訪問予定が潰れ、瑞穂駅で下車する事になりました。
朝食を済ませ、永山駅に行くと、1本早い比布行きに乗車できることがわかりました。
ひとまず比布駅に先回りと。
あの有名な、ピップエレキバンのピップです!!
乗車してきた比布どまりのキハ40。
この後、わずかな乗客を乗せて旭川に折り返していきました。
ピンク色が可愛い、比布駅。
ぴっぷのひらがなとPIPPUのローマ字表記が、両方とも丸っこいデザインでかわいいですね。
駅前、小さな町になっています。
このあたりが旭川へのベッドタウンの端になるのでしょうか。
比布駅、駅舎。
可愛い駅です!
それにしても寒い・・・
比布町の観光地図。
イチゴのデザインが多いことから、イチゴが有名なのかな、あとスキー場もありますね。
シーズンになるとは観光客が多く来るのでしょう。
比布(323D) → 瑞穂 ◆
比布を出て9分後にこの駅に着きます。蘭留駅。
らんらんるーらんらんるーらんらんるー☆
もし下車して、駅ノートでもあろうものなら、らんらんるー描くしかないっしょ!!
しばらく洗脳されたように、らんらんるーで頭いっぱい・・・
で、そのらんらんるー駅をすぎると列車は塩狩峠を越えるべく、山の中に入っていきます。
そして塩狩駅に到着。
やっぱり峠の駅だけあって雪が多いですね。
塩狩峠を越えて、和寒方面に下ります。
まだ雪が多い・・・
東六線駅に着きました。
板切れホームで出入り口付近い小さな紺屋風の待合室があるだけの簡単な駅です。
北剣淵駅に着きました。
東六線駅同様、小さな待合室があるだけの駅です。
瑞穂 ◆
瑞穂駅に到着しました。
ここまで乗車してきたキハ40。
ホーム長が短いせいか、ホーム中ほどに止まり、前扉より乗降になります。
簡単な待合室と板切れホームだけの小さな駅です。
これが待合室。
待合室の床が滑りやすい材質でできているので、雪を踏んだ足で入るつるつる滑ってこけそうになります!
最初知らずに入った時、滑ってガラスに突っ込みそうになりました・・・
危ない、危ない、らんらんるー。ホントこれは危険だ!!
瑞穂駅前のパノラマ画像。
駅前、ほんと何もありません・・・
(画像をクリックすると大きく表示されます。)
駅ノートが設置してあったので描かせていただきました。
北海道の駅ノート絵師様、アカネ^^さんも足跡を残されています。
この駅で1時間半ほど過ごしましたが・・・後半またしても寒さと尿意に耐えながらの時間です・・・【泪】
そしてようやく旭川行きの救いの列車が到着しました。
トイレ、トイレ・・・・
瑞穂(324D) → 士別(2321D) → 名寄(4329D) → 抜海 ◆
11:29、士別に到着。
士別市の玄関口の駅で、宗谷本線を通るすべての列車が停車する大きな駅です。
士別駅の駅舎。
駅前には大きな建物はなくすっきりとしていますが、活気もあり住宅地になっています。
あー寒い寒い・・・生き返る〜〜〜〜!!
やっぱり有人駅はストーブが設置してあっていいですねぇ!!
士別駅の待合室にある駅そばです。
お昼前ですが、ここでご飯食べておきます!!
暖かい待合室で温かいおそば、至福のひと時です。
士別からは快速なよろ1号に乗車し名寄駅に向かいます。
智恵文駅に着きました。
智北駅に着きました。
紋穂内駅に着きました。
続いて恩根内駅。
そして咲来。
もんぽない、おんねない、さっくる・・・不思議な読み方の駅ばかりです。
列車は稚内へ向けて、雪の平原を突き進みます。
そのNODAさんは音威子府からこの列車に合流し、一緒に抜海駅目指して進みます。
車内で談話が弾む中、列車は安牛駅に到着。
列車は幌延駅に到着。
ここで列車の交換を行う為、30分以上停車しました。
ちょっと駅前を散策します。
キハ54同士の交換です。
15:49、幌延駅を発車します。
幌延を出発すると、下沼駅から徳満駅あたりまで、車窓に利尻富士を見ることができます。
抜海 ◆
16:33、ようやく目的地の抜海駅、NODAさんとともに到着しました。
宗谷本線内でどうしても下車したい駅のひとつで、初下車したときの感動は言葉にできません。
まずは駅を隅々まで撮影します。
木造の駅舎、言葉にできない味があります。
駅舎好きにはたまりません!
抜海駅は上下線で交換可能な駅になっています。
抜海駅の名所案内板。
天然お花畑がすごい気になります。
外は寒いので駅舎の中に入ります。
私とNODAさんが抜海駅に降り立ったと同時に、一人の女性も下車されました。
最初は地元の方かなと思っていましたが、私が撮影を終えてもまだ駅にいらっしゃいます。
迎え待ちかな?
と声をかけてみると、旅人さんでした。
で、私とNODAさん胸中の疑問がひとつ・・・
「なぜ抜海なんだ?」
聞いてみると、なんでもネットで調べられて何か心に思うものがあったとこの駅に来られたようです。
よかった自殺志願者じゃなくて・・・と心の中でほっとしたのは今だから言えますけどね。
この女性は、この旅を終えてから後にえきのて掲示板に来られて足跡を残していただいた、あゆさんです。
こんな果ての駅での出会いも何かのご縁。
あゆさんをお誘いし、3人で抜海駅付近を散歩する事にしました。
それにしても奇妙な出会いの3人ですね。
これだから旅は面白いのです。
さて抜海駅をでて駅舎を撮影。
なんでも表向きは海風で風化したので、改装されたとの事。
ですので、板張りの壁から綺麗な壁に変わっています。
駅から歩いて15分、大きな道路に出ます。
国道の隙間から海側に向けて、一面の雪の平原。
ここが砂浜なのか、荒地なのか分かりませんが、とにかく海に通じる広い雪の平野でした。
(画像をクリックすると大きく表示されます。)
ここからも利尻富士が綺麗に見えます。
この利尻富士ですが、利尻島にある山で標高が1721mあります。
大きい山なので、海を挟んだ北海道側からも大きくはっきり見えます。
抜海岬。
遠くに抜海の村が見えます。
遠くに利尻水道の海が見えます。
再び抜海駅に戻ってきたときには、日も暮れかけていました。
静かに暮れゆく抜海駅は一面がぼんやりと青白く染まっていきます。
そんな静けさを突き破って、特急サロベツが通過。
抜海(4335D) → 稚内 ◆
ようやく日も暮れた頃、18:31、稚内域の列車が到着。
この列車が稚内方面に行く最終列車になります。
私とNODAさんとあゆさんを乗せ、途中あゆさんは南稚内で下車され、ここでお別れです。
またお会いできるといいですね。
引き続き私とNODAさんは稚内で下車しました。
終点の稚内についたのは18:49。
ここがJR最北端の駅!!
なんかホームがすごく綺麗でびっくりしました!!
今回の旅で北海道最北端を制覇!
この達成感、たまりません!!
2日間同行していただいたNODAさんとは、再開を約束してここでお別れ。
NODAさんは士別まで戻られるようです。
私はその足で稚内のホテルに向かいここで2泊を過ごします。
明日も宗谷本線内をうろうろします。
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